「川 少女」を含む小説

砂漠ファンタジーでボーイ・ミーツ・ガール。 第六回こむら川小説大賞（テーマ：逆境）に向けて。

　【自主企画】第六回こむら川小説大賞に寄せて。お題『逆境』 　韮怜馬は大学の夏休みに訪れたカンボジアで、身ぐるみを剥がされて所持品をすべて失う。 　東南アジアの片隅の、ドーナツ工…

「第六回こむら川小説大賞」「SF小説が集う場所」によせて書きました。空の上の人類に、地下の人間が搾取されている世界。少年と少女の一計は―――

少女ノクスは一族の復讐と國の安寧の為、神子殺しを目論む。星明りが魔力を帯びる世界で、星色の髪と瞳の神子は強い魔力を秘めると崇められていた。一筋縄ではいかない相手を殺す為、ノクスは…

実景を詠めない僕と、青い鳥に捧げる。 第六回こむら川小説大賞参加用作品です。

宝石を生む種族・玉胎晶精《ターシュ・ラヒム》のひとりであるチャクルは、価値の低い水晶しか生み出せずに肩身の狭い思いをしていたけれど── 古き良き少女小説風味のファンタジーのはずで…

映画デートで訪れた、ショッピングモールのシネコン。男子トイレの個室にチェリーピンクの髪をした女の子の生首がでた。そこから惨劇が始まり、恋人は無残にも殺されてしまう。助ける方法はた…

蝶野心晴は丑の刻参りで父親の呪殺を試みる逆境女子高生である。 ある晩に目撃者をあっさり殺してしまった心晴は気づいた。 こんなに苦労しても死なせたいなら、直に始末した方が楽なんじゃ…

アタシとひなげしは、ドブ川にかかる橋の下で二人で過ごすのが日課だった。 ドブ川は臭いし、ゴミだらけだし、雑草だって伸び放題で、虫も多いし、すごく不快。 それでも、アタシたち二人は…

女の子が変身して非日常で戦ってる作品ってみんな好きですよね。 なんで好きなんですか？ 理由はいろいろあると思います。 みんな違って皆良いんだと思います。

　茉莉（まつり）は人見知りで無口な子だった。ただ海で遊ぶのだけは好きだった。幼い茉莉は、海辺で、浮き輪を使わずに泳ぐ女の子に出会う。その子と同じ学校に通い、やがていっしょに水泳部…

〈コンテスト用あらすじ〉 　鞍部止利（くらつくりのとり）の伝承を下敷きに。架空飛鳥昔語り。 　第１話はトリの祖父、渡来人、達等（たっと）の話。 　第２話からはトリの父母の話。 …

3000文字ちょいの短編です。 第六回こむら川小説大賞、参加作品。 お題「逆境」。 ©2023/月音

第六回こむら川小説大賞参加作品です。不遇少女も出します。

大学二年生の夏、漠然とした不安を抱えながら、昨日の繰り返しを続ける毎日。 高校生の時、当時付き合っていた彼女に「君は友達だった時も恋人になっても何も変わらないね」そう言われたこと…

俺は幽霊が嫌いだ。なぜならあいつらは視るだけで助けてもらえると思って近づいてくるからだ。俺視えるが払うことはできない。 そんな俺がある日、いつものように幽霊を無視していると、画…

　17歳の少女・シルフィは魔術整備師および操舵手として、渡し船を運航するソレイユ水運に勤務している。 　船の動力は魔鉱石から抽出した魔法力をエネルギー源とする魔導エンジン。そ…

主人公の黒戸　白は平凡でありたい、平凡であると思っている少年、暴力を嫌い他人が苦しんでいるなら自己犠牲でも助けたいと思う少年だった。 そんな白には実はその内は無意識な強大な力を…

少女は時の川へボートを走らせる。実験中に消失した先輩を探すために。

【短編】社会人生活に疲れた俺は、夕日と川の織りなす絶景に目を奪われる。「この川を上った先には何があるのだろう」心から溢れた好奇心は、常識の枷を外し、俺を冒険へと駆り立てていた。冒…