世界の果てのある塔。そこに閉じ込められている少女。
その少女を訪ねるひとりの漆黒の翼の男。
タグにヤンデレ風味と書かれているのですが、「ヤンデレじゃないですか!?」と言ってしまったのは私です(供述)
ヤンデレ愛好家として、この話にはアンテナがぴーん!と立ちました。
男の愛は美しくも歪んでいて、まさに世界の果てにぴったり。
そして、少女視点ではさらに薄暗くも美しい愛が語られています。
——愛している。
——もっともっと、愛してくれ。
この二つの共鳴に、心の荒ぶりが止まりません……! 愛おしい話です。