「伝染」を含む小説

自分が受けたことを、誰かにまた返す、というのはよくあること。 それが好意であれ、逆の感情であれ。

【第四回阿波しらさぎ文学賞落選作】 徳島ゆかりの地域や文化、歴史、産業、人物などを作中に登場させるきまりとなっています。 2021年夏。うとましい愛郷心と伝染と祭りがつらなるお話…

原因不明の現象が起こった。スマホが真っ暗にになって、さらにそれが伝染していく。この現象を解決できるのか！

「草食アングラ森小説賞」に向けて書きました。ジャンルは異世界ファンタジーと迷った上でホラーにしました。 アングラってこんな雰囲気かな…などと考えつつ書いたので、アングラ感あるなぁ…

アストゥリアス王国は女神信仰発祥の地。 世界の創世の始まりに、全知全能の神である女神セラティスはのちにアストゥリアスと呼ばれる地に降り立った。 女神と呼ぶに相応しい神々しさを放…

その惑星の植民事業は、土着のウイルスによる伝染病に阻まれた。 だが植民を諦めない政府は、罹患者を隔離し、 そして、それ専用の医療従事用アンドロイドを開発し医療に当たらせた。 彼ら…

戦争、伝染病、経済の崩壊。数多の危機を回避した21世紀も終わりに近づいた頃。 多くのストレスにさらされた人類は、特定の食べ物や行為に救いを求めた。 欲望は人類の本質までも変化…

　突如発生した、謎の伝染病。現代社会では“当たり前”となりつつあるスマートフォンが突如起動しなくなる奇々怪々な病で、恐ろしい事にこの病気は機械から機械に伝染するのだ。 　日本で最…

宇宙飛行士のAとBは赤い砂漠の星に不時着しました。Aは「救援を頼んだからもうすぐ帰れる」と、高熱におかされたBを励ましますが、そこに何か奇怪な生物がやってきて……。 ギリシャ神話…

言葉を介して伝染するウィルスが生まれた世界についての小話。

新型ウイルスによる感染症の流行で、社会生活の場の大半が電脳空間上に移った社会。 子どもたちの多くは家から殆ど出ない生活を送り、社会の形の上でもそれが当然のこととなっていた。 小学…

“つぶやく代わりに小説風なものを書きました”シリーズ第三弾‼ 「この大統領、自国民を大勢殺してテロリストなんじゃねぇ」と呟いたので書きました。

夏休みを利用して父さんの勤める工場のある町へ遊びに来た俺。楽しかったはずの夏休み。 あの日を境に俺の世界は変わってしまった。

中学2年生の藤堂龍太郎はクラスメートの佐倉彩香の高慢な態度に辟易していた。 そんななか、龍太郎の学校である噂が流れていく。 それは放課後の通学路に現れる赤いコートを着た女の話だっ…

突如人間を襲いだした謎の怪死。オルセン症と名付けられたそれと人類の戦いの歴史。 （当作品に登場する全ての固有名詞は、実際の人物・団体とは全くの無関係である）

　俺こと、私立探偵の乾宗十郎は、一人の女性の家を訪れた。 　彼女は・・・・名前を言えば誰でも知っている中堅どころの人気女優だ。 　俺に『昔付き合った男から病気を伝染させられた。何…

ジェラベルド・バルナランドは、赤竜との戦いで負傷したのを機に二十年間務めた赤竜討伐団を引退する。 娘のラウラを養うため天才魔道士トート少年に弟子入りしたものの、慣れない魔法の勉学…