このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(184文字)
余命幾許もない男と、その世話をするアンドロイド。男はアンドロイドを愛し憎むようになる。さて。このアンドロイドの心に、『愛』はあったのか……?思わず、何度も読み返してしまいました。きっと、読む人によって、結論は違うでしょう。けれど、私はそこに『愛』があったのだと信じたい。つるよしの先生の、人の愛と憎の描写力の強さが、これでもか!と凝縮された一作です。