「交換 短編」を含む小説

名探偵の活躍と記述者、「私」にまつわる物語を連作短編形式でお届けします。アリバイ工作や交換殺人、人体“消失”に密室トリックに犯人特定ロジック、そして「このトリックを使っていると紹…

主人公の田所竜斗は長年思いを寄せ続けている幼なじみの佐藤美織に告白を決意した。 　「毎朝、僕に味噌汁を作ってください」 　定番のセリフではあるが料理が得意でいつもご馳走してく…

　第一級の犯罪者や敵国の諜報員を殺す、国の公安職、暗殺者。コードネーム【愛国者】（パトリオット）はチームのリーダーから、ある仕事を任せられる。そのさなか、ある少女との出会いによっ…

　マンションの隣の家に引っ越してきたお姉さんは、中学三年生らしい。毎朝エレベーターの前でぼくと遭遇して、エレベーターで一緒に一階へ降りている。 　お姉さんは、ストレートの長い黒髪…

「そうなんです、警部。田中が鈴木の妻を殺害し、鈴木が田中の妻を殺害した線が浮上しました。田中と鈴木の接点は、馴染みのバーで一致しています」

小さな恋のお話です。 ※2023年1月に改稿して、謎解きを付け加えました。

　国を追われ、レジスタンスに身を落した王女とその護衛騎士が召喚した｢モノ｣は、確かに古の“神”の一柱だった。“神”は願いを叶えるためには、代償が必要だと言うが……。 　かなり昔…

　カクヨムのエッセイ・ノンフィクションカテのランキングで週間＆月間ランキング１位を記録した「素直になりたくて～交換日記が繋いで、そして壊した青春の甘い思い出」の続編です。 　幼…

文明が発達している現代（未来）。科学者が瞬間移動できる機械を発明したばかりの時代（まだ一般活用されてない）。 この時代に、相沢が「病気を他人と交換できる装置」の開発に成功。それを…

僕はある日、たまたま立ち寄った図書館で、一冊の日記を見つけた。 ちょっとしたいたずら心で書き込みをすると、持ち主から返事が。 その子は、日記の中で『ひなの』と名乗った。 そうして…

　幼い頃からずっと、自分は他の普通の人とは少し違うという、漠然とした違和感に悩み続けてきました。 　思春期に性に目覚めてからは更にその違和感は加速して、社会を恨んだ事もあります…

マコトは隣家に住む幼馴染のアカリに避けられている。同じ大学へ進むことが決まっているのに、それすら伝えられないままだ。 自分の行動が原因だと後悔するものの、釈然としない気持ちも残り…

ごく普通の中学生・一ノ瀬海斗（いちのせかいと）。彼は放課後行きつけの怪しげな本屋で大好きな異世界物のラノベを読み漁っていた。そんなある日店長から謎の本を渡される。それは異世界人と…

放課後、一人の男子生徒が訪れたのはある物が入れられた百葉箱だった。

主人公、明乃は幼い頃に両親が他界し心を閉ざしていたが、両親の残した唯一の形見である白紙の日記を見つける。 当初、寂しさを紛らわせるために日記を書いたのだが、翌朝になると誰かの日記…

病気の友弘に届いた一冊のノート、それは同姓同名の友弘との交換日記だった。

交換日記とは孤独な人間にとっては残酷なものである。 ここに交換日記をするような人間を恨む男が一人。 男はそんな人間達の本当の日記を交換して、人間関係を崩壊させようと企む。 …

人形の町バンボラで工房を開く人形師ネロ。ある日、彼が作った人形であるノワールから交換日記をしようと持ちかけられる。 毎日会うのに不合理だと訝しむが、徐々に面と向かっては言いにくい…

昔、パソコンにはスクリーンセーバーという画面焼付き防止ソフトが入っていた。 Macintoshにはafter darkというソフトが入っていた。 フライングトースターという羽根の…