胡蝶の夢

文明が発達している現代（未来）。科学者が瞬間移動できる機械を発明したばかりの時代（まだ一般活用されてない）。
この時代に、相沢が「病気を他人と交換できる装置」の開発に成功。それを知り、秀介が一時的にそれを利用したいとお願いする。
晶は両親の期待を背に、大学受験に2年続けて挑んだが、失敗。浪人2年目。
それに比べ、兄は順調に大学院まで行っている。幼い頃から両親に何かと兄と比べられ、さらに主人公は兄に対しての劣等感がある。→後ろ向きになり、死んでもいいと考えるように。

〈キャラクター〉
・早瀬　晶…主人公。20歳。受験に失敗し、2浪中。兄と比べられるのがコンプレックスで家族からの期待がプレッシャーだった。また、それが嫌で死んでもいいと考えている。
・佐々木　秀介…46歳。病を患っており、入院生…続きを読む