「祈り」を含む小説

あと7日で世界が終わるとしたら、あなたは残された時間をどう過ごしますか？ 世界の終わりに絶望する人、神に祈りをささげる人、家族や友達と過ごす人、犯罪を楽しむ人。終末の過ごし方は…

　一年の多くを氷と雪に閉ざされる地に住む、北方の蛮族。彼らの生業は海賊だ。だがその年は違った。彼らがいつもそうしてきたように、彼ら自身が同族から襲われたのだ。 　　今、山に逃げた…

死人のようにやせこけた刑事・森村蒼が傍観する4つの事件。（1.13完結） 流産のショックから立ち直りかけていたはずの姉が早朝の陸橋から転落死したのは何故か？（死者の祈り、あるい…

役に立たないはずの私の瞳が、光の描く輪郭を捉えたのだ。次第に小さかった感動がさざ波のように連なって大きくなってくる。私は静かに指を伸ばして、彼女の頰に手を触れた。 祈りの手触りが…

　絶対神を熱心に信奉する少年ハルロッサは、中堅領主の次男である。 　10歳の誕生日に濡れ衣を着せられ、処刑を待つ身であったが…………祈りが通じたか、崇拝する絶対神が目の前に現れる…

この国では10歳になると神に祈りを捧げてスキルをもらう。 今年で10歳になるリンも村の子供たちと一緒に祈りを捧げにきた。 でも、みんな貰えて当然のステータスウィンドウがリンだけな…

最初に書き上げた作品です。少年が女装します。

ずっとずっとアイドルに憧れていた。 祈りは通じた。悪魔にだけど。 寿命10年と引き換えでも、恋をしてはいけなくても、私はそのチャンスを逃さない。

十五歳のとき、母を亡くしてから、私の心は真冬になるといっそう凍りつき、一向にとけてくれそうにもない。いずれ私も母のような運命になるのか――孤独だった私に、ふいに訪れた、あたたかな…

カ・クロンテ。 これはとある国の小さな街の名前。 カ・クロンテにある、これまた小さな教会『フィオーレ』。 人々は神様を前に何を願うのか。 涙を流し何を懺悔する。 …

崩壊した世界で酒場を営むオネエのフロンティは、ある朝、男装の少女ルビナスと出会う。 生前に願いを残した死者が蘇り、遺した家族や友人を襲う呪われ人。 人としての道を外れ災いを呼ぶ…

いつもと変わらない学校の帰り道、女神だと思った人にあった、もう一度会いたいその一心で祈り続けまさかの異世界転生、そこにいたのはあの女神様だった。

小さな町の教会で暮らすメルと、メルの友達の物語です。 どうぞ、詳しくはお読みいただけると幸いです。 胸が苦しくなり、手が止まることもありましたが、それ以上に無事に書き終えること…

　東京郊外に忘れ去られていた一世紀前の高層住宅街。制御を失った街の治安維持システムを停止させようと計画したメル・アイヴィーと水城ハル。きっかけは大人たちの意思決定に対するささやか…

琴音が大切に想っている少年を見舞う病室に＂白銀の歌姫＂と呼ばれる少女が現れる。名はメル・アイヴィー。奇跡を奏でる為、二人の少女が想いを込めて歌う。「小説×音楽×動画　新進気鋭のア…

小学校から大学まで、穏やかな生活を祈りつつ、それが叶わなかった「僕」の話。 ※2018年12月1日　現代ドラマ週間ランキング23位になりました。

その国に聖獣は現れない。しかし、ある朝、いつものように祈りを捧げようとした神父が祭壇の上にある聖獣の卵を見つけたことから、再びその国は運命の選択を迫られる。その国は聖なる存在を望…

メル・アイヴィーは神の声を持つ少女である。 彼女が祈りを込めてつむいだ言葉は、戦争さえ鎮める力を持つ。 しかし今、メルが神の力を使える時間は、ほんのわずかしか残されていなかった。…

フィン公国南部に広がるエッシャーの森。 この森で姉と共に暮らす少女、メル・アイヴィーは、「蔦を自在に操る」その能力から、蔦の魔女と呼ばれていた。 祈りと共に歌を歌い、近隣の都市で…