「恋愛・ミステリー」を含む小説

深夜のコンビニで働く黒澤は、必ず土曜日の12時に来る木村さんに恋をしていたが...最後には思ってもいない方向に展開が進む

ユーレイ寺と呼ばれる寺にひとり住む環の許に、ほとりという美女が現れた。 「こんにちは。貴方の嫁です」 「……一人が暮らすのがやっとなのに、嫁をもらった覚えはないが」 「私は…

　度の過ぎた奴隷制と世襲制から、常に戦の気配を漂わせているマラ帝国 　そのため、かの国では優秀な軍人を養成する士官学校だけでなく、一介の兵士を育てあげる無償の軍学校も多く存在した…

妻の美沙が持ち帰った奇妙なアンティーク。それには想像を絶する恐ろしい秘密が隠されていた。 突如として現れる「存在してはならない物体」、「存在しえない異形の者ども」。それらは恐怖…

　――妹が死んで、私も死んだ。 　高校時代に好きだった彼と再会し付き合いだした私達は、二年間の交際を経て、ついに入籍することになった。でも、そのためには私は蘇生の儀式を終えなけ…

誰にだって秘密はある。 人との交流が苦手な女の子がいた。 女の子は周りに馴染めない生活に嫌気がさし何もかも終わらせようとしていた。 そんな彼女はとある学校で一人の女の子に出会う…

毒舌な風水師、双葉と助手の少女、春日くんのトラベル風水ミステリーです。

高三の夏、八江は自殺した。 八江の幼馴染の明は、クラスメイトのみずほ、八江のことが好きだった奏、それから八江の恋人だった英人の三人を誘って電車の旅に出る。 八江を偲ぶ旅に。 …

デネブ、アルタイル、ベガ―――夏の大三角のような俺たちの関係は、いつから崩れてしまったのだろうか。 そして、俺たちの恋の行方は何処へたどり着くのか。

　高校二年生の茂木真琴は、自身が所属する新聞部の存続を懸けて「旧校舎の呪い」を特集することになった。そこで彼は噂の中の存在だけだと思われていた怪異・クロ人間と遭遇する。 　その出…

記憶を失った少女が目覚めた場所は「蓮の国」とも呼ばれるリエン国―――。 少女は海に倒れていた自分を助けてくれた剣士の青年に新しい名前を貰い、彼とリエン国の人々に助けられながら記…

その馥郁（ふくいく）たる香りは先輩を思い出す。 学生時代に働いていた小さな人形館〈夜海堂〉で出会った先輩。　先輩に会う度、私は息を吹き返す。　命が灯る。　まるで人形のように………

どこにでもいる中学二年生の石田直也は、ある日東京の学校から転校してきた美少女佐藤綾香と出会う。実は彼女は直也の幼馴染であり、小学校低学年のころはよく遊んだ仲だった。すっかり女らし…

紀元前より伝わる伝説の秘宝「ヴェアトリクスの女神」 それは黄金の女神が持つ黒と白のダイヤモンド。 白いダイヤは光の力を司り、黒いダイヤは闇の力を司る。 闇のダイヤに触れたものには…

【謎解きのないミステリー①　あなたは、このミスリードにいつ気付くのか】 「離さない」をテーマにしたショートショート。 月波　結さんの自主企画参加作品です。 ※阿井上夫さま…

　自主企画、同題異話「薔薇香る憂鬱」のために書いた作品です。他の自主企画に書いた作品「私の好きなモノ」を別の角度から掘りさげてみました。

死体の声を正確に聞き取りデータ化する作業を日本では口寄せと呼び、それに特化した才能があると国に認められた者もまた同じようにそう呼ばれた――新人の口寄せであるコノリは、配属先である…

代々繋がる巫女の家系の蘇宮 美優花（18歳）は幼い頃から不思議な体験をする事に疑問を抱いていた。脳裏に蘇る朧気な記憶の一部。それは歳を重ねる毎に鮮明になっていき、長年気づかなかっ…

かつての栄光も陰るクランハイム魔術学院。 しかし二人の若き学徒……ラーツィ・ニアとクリオ・アリアーデは、己の存在証明を本来の魔術師としての気高き道で、学院に、世界に見せ付けてい…