「れもん 手紙」を含む小説

空気の澄んだこの季節。 今も見える君の影…… 舟から見える君宛の手紙を書く。

余命の迫った少女と絵を描くことが好きな少年が出会う。 そんな偶然が二人の心に絆を結び、そして彼女は幸福になる。 残された少年は彼女に何を思うのか……。

古い友人から手紙を受け取った。 その手紙には、彼が人と接していく中で生まれた多くの感情が描かれている。 人見知りで人間不信で不器用で。 これはそんな彼からの最初で最後の手紙だ。…

"佐東　快人（さとう　かいと）"は多感な高校２年生。同級生女子からのお手紙による呼び出しに浮かれて体育館裏に向かう、まさにその時"異世界"へと召喚されてしまった。 「クーリングオ…

　外資系投資コンサルタント会社に勤める理恵。 　仕事も充実し、恋人との関係も順調。そんな彼女の元に届くようになった何も書かれていない「真っ白な手紙」。薄気味悪く感じていたものの、…

今まで書いていたものと少し異なるテイストに挑戦しています。 各話のお題は以下の通り。（各話の冒頭にもお題を記載してあります） 第一話『メイドなんて、止めなさーい！』（現代ドラマ…

インクのしみのように曖昧な雲が空に浮かんでいた朝、私の家の小さな郵便受けに二通の手紙が投函された。差出人は二人とも、高校時代からの旧友。それらの手紙には、ひと目でわかる違いがあっ…

気が付くと、知らないところにいた。おそらく、知らないところだ。おそらくとは、何も見えなかったからだが、視界が奪われる様な場所に心当たりは無かった。何も見えないが、どうやら1人の女…

東の大陸の中の村のサクス村にある魔導剣士キラトの実家の住んでいるキラトの息子の魔導剣士ユクトの母のラハルの実家のある北の大陸のマアル国の実家の薬屋から伝書鳩がラハル宛の手紙を持っ…

東の大陸の中のアルセ村の住む魔導剣士ルナンの元に東の大陸の中のアルセ村の隣にある村のハナル村から一人の少女サクノが北の大陸のクリマ国に居るお母さんからの手紙を読んでサクノのお婆ち…

[2019.07.20　改訂] 　７章の記憶と、２通の手紙による物語 　--- 【あらすじ】 　時間の経過とともに「逆行」し、若返りつづける颯とマユ。 　２００９年、仲…

サユリ・乙ベルは夫イフチアンドルから飲んで帰ってきたことを詰られたため暴力による反撃に出ようとする。恐怖したイフチアンドルは実家へ救いを求める手紙を書いた。翌朝、海岸から大量のセ…

僕――荒垣琢磨はある日ストーカーから手紙を送られた。内容は僕を愛してるという旨のものだった。 ストーカーは僕の生活をかなり把握しているらしく、このままでは僕の周囲の人間にまで危険…

1941年11月21日。大本営海軍部令第五号に伴い、世界で初めて編成されたハワイ作戦の艦隊が動いた日。世界を先駆けた機動部隊構想。 真珠湾に向けて、航海を始めると第一航空艦隊と…

「俺」の２０歳の誕生日に、一通の手紙が届いた。そこで目の当たりにした「彼女」の過去と真実。 ４つのナレーションがつむぐ、幻想のカルテット。 一気に、読み干して下さい。 (注…

「好きです、付き合ってください！」名無しの手紙に呼び出されて、突然そんな告白をされた。学年主席を務める美人の先輩だけど、私と同じ女の子。一体どうなるんだろう……？

机中の恋文「つくえのなかのラブレター」と読んで下さい\(//∇//)\ 僕は蓮水夏梛斗(はすみ かなと)。都内の商業高校に通う高校2年生。 ある日、僕は机の中に1通の封筒が入って…

『九マイルは遠すぎる』のオマージュです。「梅雨のしらべを聞く前に 図書準備室に」という手紙とカッターの替刃の謎を探るちょっとしたミステリーです。 同名の主人公が大変な目に遭う、…

恩師の訃報を受けて20年ぶりに戻った故郷の街は、潮風を受けて何もかもがゆっくりと錆びついていた。三十代になった僕は、そんな街を一人歩き回りながら何気なく思い出を振り返っていく。 …

失った左腕の、あるはずのない痛みーー幻痛。 それを抱えながら、彼は日本へ戻った。友からの、救いを求める手紙に応えて。 その手紙には、悪魔に出会ったと書かれていた。 「小説家にな…