概要
大好きなキミへ。どこに行っても、なにをしても、キミを絶対に騙すから。
[2019.07.20 改訂]
7章の記憶と、2通の手紙による物語
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【あらすじ】
時間の経過とともに「逆行」し、若返りつづける颯とマユ。
2009年、仲睦まじかった中学生のふたりは、転校で別れを余儀なくされた。
マユは最後のデートの日、颯に、「3959通のラブレター」を、毎日1通ずつ送り続けることを約束した。
だが、数年後のある日、ふたりの運命は、たった一瞬で大きな変化をたどった。
その「事実」に直面してしまった颯は、ある方法で、自分自身を騙すことを決めた。
2019年12月31日、3958通目のラブレターが颯のもとに届く。
そして、3959通目のラブレターに記された、ふたりの運命の真相とは……。
――ぼくは、ぼくを騙しつづけた。彼女はきっと、どこかで生きている、と。
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