「SF？ カクヨムオンリー、」を含む小説

各地で災害を引き起こす魔導書が出現する世界。 それに対応するべく焚書課と呼ばれる法務省の組織が活躍していた。 彼らは相棒の特殊義体、クロノスを駆使し、超常現象を発する魔導書を鎮圧…

村でいちばん計算と徒競走が速かったのは地球の者ではないからでした。彼女が口ずさむ妙ちくりんなメロディの「冥王星の歌」が十三年経った今も、耳から離れません。そんな自由が許される、満…

　ホワイトフロールが追いかけた公海強盗は、大自然も溢れる環境保護惑星「サベージ」へと墜落、爆散。 　落下した荷物を回収しようと惑星サベージへ降りた二人は、繊維が大好物な蜂たちにス…

その森の奥には怪物が棲んでいた。 怪物は何十年、何百年……下手をすると何千年近くのとてもとても長生きな怪物だった。 怪物は今日も孤独に思う。どうしてこんな目に遭わなくちゃいけ…

雪隠れ。雪が全てを覆い尽くし、それごと消してしまうこと。

　酒場で旅人は身の上話を始める。故郷である山奥の村には、全身を模様で覆われ、人の心を読むと恐れられた女が一人で住んでいたという。幼き日の旅人は、大人は近づくことが許されないとされ…

素敵な　ステキな仮想空間

スマート家電が安アパートにも普通に搭載されるようになった、ちょっと先の未来。 自堕落な性格のOL、理子が住み始めたアパートではちょっとおかしな現象が。 どうやら、前の住居者のデー…

ある日突然SNS上で過去の詩人扱いされ始めた俺。誤解だっ

SFにはじめて挑戦してみました。 ※毎週火・金＋1月31日よる9時更新予定 ※1万字以内・多分全7話完結予定。 ※文字数の関係で、公開後にちょこちょこなおす可能性があります。で…

「なんでそんな幽霊でも見たような顔をしているの？」 彼女は元気にそう言った。 三日前から行方不明の彼女が。 怖くはないです。 少し不思議ラブコメ短編です。

カクヨムの運営姿勢に納得がいかないので、引っ越すことにしました。詳細は近況ノート（https://kakuyomu.jp/users/kakuyomist/news/168173…

ここはどこだ？ 見覚えのない部屋に困惑する。 　　　 そうだ、僕はもう──。 ＊ 終わりがあって始まりがある。 どんな世界でも僕らはきっと1人で生き、1人で死ぬことはないだろう。…

　職を失い、家も失い、心の疲れた中年男、大野祖真我観（オオヤソ　マガミ）。 　これからどう生きていこうか、悩みながらも何もする気になれない、いわゆる社会の負け組。 　そんな彼の元…

実験動物だと知らずに過ごしてきた主人公　賀籠六　創戦は、死刑囚の父親と、川に自分を捨てた母親をクズだと思っていた。 序盤は、主人公と主要登場人物との会話や紹介　死刑囚にな…

幼い頃から、恋焦がれ、恋に恋している好きな一目惚れしている女がいるが、主人公である才丸　真七瀬は、思いの丈を伝えられずにいた―。 おっぱいやお尻を観察するのが趣味のドマゾ変…

開発途中で放棄された惑星テルクシピア。 荒れ果てた地表に不時着した宇宙船アルキュミアと、そのパイロットであるロウ。二人は、道中で拾った未分化セクサロイドのイェルノ、妖精アマルテア…

東京の街を破壊する人造生物兵器。それを見て涙する青年と「彼」には深い関わりがあった。そんな彼らの始まりと、終わりの物語。

サクラが目覚めると、そこは見たこともない部屋だった。 四方を銀色に輝く壁に覆われており、十字架に拘束されている。 彼女がうろたえているとやがて部屋の外が騒がしくなり、武装した兵士…

人間の食事は劇的に貧しくなった。栄養失調になるとか餓えるとかそういった意味ではない。餓死者は限りなくゼロに近い。このニュートーキョーでは尊厳を捨てれば絶対に餓死することはない。食…