「都市伝説」を含む小説

時は西暦3100年。世界中で工業化が進んだ影響で環境汚染が深刻な状況となり、かつて当たり前だった『青い空』は都市伝説のような存在となった。 主人公・桃は幼なじみの柊と共に都市伝説…

二十歳まで覚えていると死ぬらしいあの言葉。

主に関西を中心として活動するルポライター阿納桧 都月(あのひの つづき)が現地に出かけて不思議を体験するお話です。 ＊以前書いたものを、怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！…

カクヨム公式自主企画【怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう～ 】参加作品。 マッチングアプリで一目惚れした美女に会ってみたら、の…

　「いつか私は、月に帰るの」それが彼女の口癖だった。 　なんでもない、ただ幼馴染の少女を観察し続けた「僕」の記録。 　【公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～…

ランニングの途中、いつもの道で見知らぬ人を見かけたが、一体その正体は何だったのか。

行列のできるトイレからはじまる冒険譚

恐らく人類の生き残りは自分だけであろうこの世界で、種の存続という愚かな使命感を覚え、生きる青年がいた。 パンデミックをきっかけに、寄生菌に脳を犯された人間は、尋常でない凶暴さを…

怪談の耳なし芳一、途中から変わっています。 耳に書き忘れた訳ではない。 実はこうだったのではとか、あとなんか妙なことになったり怪談じゃなくなってたり。 ※「【カクヨム公式自主…

ある日、「俺」の元に見知らぬ着信があった。 「もしもし、私、メリーさん。今、昭和基地にいるの」 イタズラと思い切ろうとしたが、それからもメリーさんの着信は続いた。 どうやら本…

オカルト研究部のただ一人の部員で校内唯一の二年生部長である俺は夏休みも終わりに近づいたある日、学園祭での研究発表のために一人で「こっくりさん」をすることになった。 オカルトには…

名古屋の苦学生日比野忍と桃配暁は、思い立ってはホンダN-WGNを借り車中泊を重ねて、青森県三戸郡新郷村にあるキリストの墓に辿り着く。そして偶然にも、その磔刑のヴィジョンを体験して…

オカルト誌に書かれていた廃集落。そこには謎に包まれた信仰があった。 郷土文化史研究会である僕と先輩は夏季休暇を利用して、そのオカルト誌に書かれていた山へ向かうことになったのだった。

「きさらぎ駅はね、異世界に通じてるんだよっ!!」 「異世界」 「そう！　異世界!!　すごくない⁉　行ってみたくなったでしょ!!」 「１秒でも早く家に帰ってゴロゴロしたいわ」 　…

【カクヨム公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう～　のために書いた作品です。 アメリカの都市伝説・下水道の白いワニの…

昔話の「くらっ子鳥」 大鷲に子供を攫われ、追いかけていくうちに鳥になってしまい、ずっと鳴きながら空を飛んでいるという救われない話……。 そんな結末を変えるために引っ張り出してき…

世代交代を繰り返し、令和にまで生き残った口裂け女の都市伝説。 SNS全盛期と言っても過言ではない現代において、当代の口裂け女ちゃん（17）は、日々バズる自撮りの撮影に勤しんでいた…

【因仍（いんじょう）】相つぐ。従来のしきたりによる、の意。 よって(因って・仍って) 件の如し 「そこで前記記載の通りである」「前に(右に)述べたとおりである」の意。書状、証…

　きさらぎ駅とは、百目鬼鉄道の小さな田舎の駅である。 　この駅の駅員に江藤萌は着任することになった。元々は都市の乗換駅で仕事をしていたのだが、実績が低かったためここに移された。 …