未知の世界

藍崎乃那華

プロローグ

西暦3100年。

世界中で工業化が進み、僕達学生たちも教育より工場での仕事を優先させられた。どの国もGDP世界1位となることを目指し、幼い子供たちですら労働力の対象となった。

その結果、世界中どこを探しても発展途上国なんていう国は存在しなくなった。しかしその代償は大きく、環境汚染がかつてないほど深刻化していた。工場から排出される二酸化炭素の影響で世界は灰色に包まれ、2000年代では当たり前だった景色はもはや『都市伝説』となってしまった。

そんな、僕たちの物語だ__。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る