「少し ホラー」を含む小説

　旅の途中豪雨に見舞われ、塔の中へ避難したユリアンとノーティ。 　塔の中にいた初老の男に事情を話して泊めてもらうことにした。うんともてなしてくれた二人は眠りにつく。 　次に目を覚…

ある日、人の日記を読めるという日記帳を手に入れた。それも恐怖体験をした者の日記だ。 ※日記をテーマとしたオムニバス形式のホラーです。好きな箇所から読んでいただいても楽しめます。

あらすじ… 『channel・メロリンキュー』を運営する女子大生のリンリンは、いつものように自分のマンションの部屋で日記動画を配信し始めた。しかし、日常は少しずつ常軌を逸していき…

深夜２時。ペットボトルのウーロン茶を飲む。 どうやら古くなっていたようだ。なんだか胃がおかしい。 ※ホラーではありませんが、少し不気味かもしれません。 ※食事の前後には読まない…

小説家志望の小杉は経験不足に基づく自身の小説の表現力を嘆く日々を送っていた。ある日小杉の元にDMが届く。そこに貼られたリンクは、小杉に本物の痛みを与えるものであった。

　片田舎で教師をしている星野さんは少し風変わりな人だった。 「僕以外の人にはただの壺でも、僕にとっては英雄と呼ぶに値する素晴らしい壺なんです」

ごく普通の高校生の主人公は、少し気になっているクラスの美少女から声をかけられた。 『放課後、屋上で待っています』 淡い期待を込めて、ウキウキで屋上へ向かった彼に待っている運命とは…

　日常において右目を閉じたまま生活している男。倉木　悟(くらき　さとる) 　右目に抱えた秘密のせいで人間不信気味の彼だったが、時折遊びに来る年の離れた騒がしい従妹、夏木　結(な…

　子どものままじゃいられない――。 　昔からの大地主がいるような、少しばかり田舎の町。そこで暮らす高校生・芹奈は、とあるお願いをされる。それは、血塗られた『儀式』を手伝うことだ…

悪霊、妖怪、怪異、彼ら非日常の存在は何処にでもいて人々を狙っている。 彼らの存在は科学が進歩した現代社会において、人々の混乱を招く存在として否定され、秘匿された。 裏ではその存…

――年号はいつの日だったか。 ――月夜眩しい日だという事は覚えている。 とある名家生まれの【物書き】は、様々な所を旅しながら色んな物を書き残していた。 そんなある日、暗い山の中…

　大好きな彼のため、今日も料理や洗濯をする彼女のルーティーンです。サクッと読めて少し怖いホラーを目指しました。

　裏山のある少し田舎の小学校。そこへある日やってきた転校生が、クラスのみんなにあるゲームを提案する。 『ルールゲーム』 　そのゲームはとても良いものに思えたのだが、……

100回を超えた辺りから、悲しみは薄れていった。1000回を超えてからは、愛する人の死に顔さえ慣れた。10000回を過ぎて、この輪廻に終わりはないと悟った。 50986回目は…

奇妙な世界を描いたホラー短編集。 全十話。 「ありがとうを伝えたくて」 　貴方の未練は何ですか？ 　未練を見失った幽霊と偶然居合わせたタクシードライバーの奇妙な関係を描いたお…

　　　──背景色、黒推奨。 一部のフレンズが怖い出来事や場所を見つける一方、現実より少し離れた不思議なお話をする娘もいるようです。 ホラーになり損ねたお話を、ちょいと覗き見して…

1年前に交通事故であっけなく両親と妹を亡くしてから、亡くなって48時間以内の患者に触れるとその人の生きてきた人生、さらにその人が生きていた中で死んでいったもっと過去の人たちの人生…

時代は１４世紀の中国。 繁栄を極めている大元帝国に、現代からやって来たひとりの女性が。彼女の名前は雪花。転落事故でこの時代へタイムワープしてしまう。天から落ちるようにしてやって来…

昔から人には視えないモノが視え、聴こえない声が聴こえ、人ならざるものを祓うことのできる四十住椿(あいずみ つばき)。 彼は小学生のころに友人が「神隠し事件」に巻き込まれたことをき…

気まぐれショートショート集はじめました。不定期更新（ごめんネ！）。ジャンルは特に定めずに、「ちょっと奇妙な物語」をコンセプトに書いていこうと思っています。そこのあなた、少しお時間…