「何も」を含む小説

高校生の頃、何となく憧れて高価な世界史資料を購入してしまいましたが、何十年も経つのに未だに読んでいません。 勿体ないので読んでみようかと思い立ちました。 内容は単純な感想や脱線で…

かつてはお馴染のファンタジー世界だったのに、何度も異世界人が来たために科学技術も進歩してしまった世界。 ゴーレムとロボットが剣と銃火を交え、魔法と科学を駆使する学者が世界の禁忌破…

◆◆KAC20217参加作品◆◆ 少女のころ、風に揺れるブランコが嫌いだった。 あのブランコは今も、私の頭の中で揺れ続けている。 10回じゃ足らないから、その倍の20回を数え…

【僕はナシに対して何の負の意識もない。勿論、命を戴く、という意味で思うことはある。けれど、じゃあなぜナシに対してだけ、それ以外の食糧以上に深い敬意を持たなければいけないのか？　つ…

円了と八雲はくねくねを探しに田んぼに来ていた。見つけたくねくねを観察しながら、円了はデスくねくねについての話を始めるが……。

ザフィーア王国中を旅しながら、『移動癒やし屋』を営むトーコ。 ……が、今日もまた、鬱陶しい一人の客に頭を悩ませていた。 二年前の王国の危機を救った、救世主に対して。 「ま…

　高校生で一人暮らしをしている僕（広江之斗）はある日、朝起きると自分のベッドの横に見知らぬ美少女が寝ていることに気付く。しかも全裸で。 　は？　ちょ、これどういう状況⁉︎　混乱…

「二人組を作ってください」 トラウマとなる言葉 余っているのは隣の席の地雷系女子である 相葉　由香里 仕方なく由香里に声を掛けると 「子どもは何人欲しい?」 誰か助けて…

自然が多いエテールという村に住む一人の女、ライラ。 ライラは誰もが羨む美貌の持ち主だったが、大魔法使いヒースに出会い、不老不死にされてしまう。 ライラは怪物と呼ばれるようになり…

十歳の時にエリート職である宮廷魔術師になった天才少女、ローズ＝フレイマン。宮廷魔術師は誰もが憧れる誇り高き職業――――しかし名誉とは裏腹に、彼女の立場は『社畜』そのものであった。…

「その瞳って、いいよね。安心する」 　視力0.01以下、そんな超ド級に悪い僕の視力をほめる彼女。 　同じクラスの誰かだとは思うんだけど、僕はそんな彼女とある約束をしたんだ。 …

【母は自らの小説を蟲毒のように作っていると言った。実際似たようなものなのだろう。しかし、もしも本当にそれが真実なのだとしたら、母は壊れた文章だらけの空間に閉じ込められ、一生そこで…

小学生の頃だっただろうか。近所の小高い丘の見晴らし台で誰かと「約束」をした。でも、誰と何の約束したか忘れてしまった。

俺こと、レインは聖騎士である。最近の任務は幼馴染の聖女を護衛し、アンデットに効果抜群である『聖水』を作ってもらうというものなのだが、なぜか、彼女は聖水を渡すときにトイレに行った後…

「君に頼みたいことがある」 突然記憶を失った「わたし」は救護者の兄妹に協力を要請される。その内容とは――彼らの目となり耳となって様々な情報を得ること。 「協力してくれるなら…

……ビッビビッ————ビーッ……。何をしていたんだっけ。暗い部屋で目を覚ました。その部屋の中で自分が何者かを理解していくと……。

　秋の終わり。中学三年生の結城秋久は、日々その影を濃くする高校入試と、一年前にクラスで起こったある出来事に、頭を埋め尽くされていた。ある日の放課後、教師から渡された入試関係の書類…

家々の庭には必ず石祠(せきし)が有り、“オコジンサマ”を祀っている。 そんな集落にやってきたのは、小説のために取材をしたいという自称作家。 村人が口々に言う“オコジンサマ”とはい…

【書籍化目指して全力執筆中】 ▲あなたの日常が奪われます‥‥‥。自己責任でお願いします▲ 〜あらすじ〜 　広告代理店で勤務している国府 巧（クニフ タクミ)は、イベント事業部で…