概要
縫いぐるみ並にスキンシップしてくるので僕の心臓が持たないのだが…
高校生で一人暮らしをしている僕(広江之斗)はある日、朝起きると自分のベッドの横に見知らぬ美少女が寝ていることに気付く。しかも全裸で。
は? ちょ、これどういう状況⁉︎ 混乱する僕を差し置いて、その子は突然僕に抱き付き、いとも簡単に僕の「初めて」を奪っていった。
「ユキト、おはよう」
顔立ちの良いその子は、青い瞳に見惚れるほどに綺麗な白銀色の髪をなびかせ、頭には二つの丸い耳……のようなものが生えていた。
「も、もしかしてお前……クマ、なのか?」
「うん、当たり」
その子は、僕が生まれた時から大事にしていたシロクマの縫いぐるみだった。
15年も持っていたクマは、年季が入って顔は汚れ、あちこち破れて継ぎ接ぎだらけ。そんなボロボロな姿になっても、僕は離すことなく、毎日何時でもどこ
は? ちょ、これどういう状況⁉︎ 混乱する僕を差し置いて、その子は突然僕に抱き付き、いとも簡単に僕の「初めて」を奪っていった。
「ユキト、おはよう」
顔立ちの良いその子は、青い瞳に見惚れるほどに綺麗な白銀色の髪をなびかせ、頭には二つの丸い耳……のようなものが生えていた。
「も、もしかしてお前……クマ、なのか?」
「うん、当たり」
その子は、僕が生まれた時から大事にしていたシロクマの縫いぐるみだった。
15年も持っていたクマは、年季が入って顔は汚れ、あちこち破れて継ぎ接ぎだらけ。そんなボロボロな姿になっても、僕は離すことなく、毎日何時でもどこ
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