「ファンタジー戦記」を含む小説

五世紀の末——海中の地『倭』には、五つの人間国から成る連合王国が存在した。 同時に、人外の領域では、八百万の神々や在来の妖怪が滅びの危機に瀕していた。 表向き、五王国は交替で大…

大陸二大強国の一つの重鎮として名を知らしめた若き英雄も、 今は名を変え両親と流れ流れて異国の辺境州に身を寄せる一人の若者である。 彼はこの平和で、のどかな村にて両親が穏やかに過ご…

※ようやく執筆の時間が出来たので、ぼちぼち第二部を書いていきます。 ※あらすじの後に主要人物の紹介を乗せていきます。 かつて、中原世界に『青雲の義将』と呼ばれた一人の武人がいた…

リナエスト人はついに独立を果たし、悲願であった自分達の国を作り上げる。だが、喜びは長く続かない。彼らの想いを踏みにじったのは、同じリナエスト人であった。 本作は創作界隈「悠里…

平和に慣れた豊かな辺境領ヘイルラント。この地を突如西方の覇者、カイザンラッド皇国の部隊が襲う。絶体絶命の危機に見舞われる女城主コーデリアの前に現れたのは、阿呆鳥《アルバトロス》の…

　僕はドワーフのベック、今年で31歳になる。 　ヒューパ国軍の技術開発部の 長官をしている。 　日の出の勢いの我が国で、数ある文官の中でも最も花形のお仕事の最新技術を研究する技官…

30年も昔のことである。 最強を冠する騎士大国が、たった3日で滅びた。 敵は、人の形をとる異形、魔族であった。 人々は魔族達の侵攻に、恐れ慄き、戦乱の世に休戦協定という名の終止符…

魔王として名高いベルゼブブは、とある世界に召喚された。 そこは魔人と人間達が争う戦乱の地。 魔人達は劣勢であり、まさに存亡の危機。 そんな魔人に呼び出されたベルゼブブは、逆転の…

『かつてあった、正義の物語』～大人のためのリアルファンタジー～ 我々の住むこの世界とは、異なった歴史を持つ別の世界。 その片隅にデロイ帝国とメディトリアという二つの国があった。…

あることをきっかけに引きこもりとなったハル。頭こそ良いものの、それと言った特技はなく、頭の良さは勉強にいかせず、ゲームなどをして生きていた。 無為にすぎる時間の中、空白の記憶によ…

とある時代､とある村に生まれた一人の忌み子の物語り。 一人の少年が仲間たちと魅せる幻想の世界で起こすのは奇跡か､はたまた詐欺か。 他人を騙し己を偽った男はそれでも信じた道を歩…

橘啓吾はいびつな青年であった。 両親を失ってからこちら、ただただ人の目ばかりを気にして生きてきた。 傷つくのが怖くて遠ざかり、それでも愛されたくて虚ろな目で佇んでいた。 祖父だけ…

　『時計の国』の近衛師団には、二つの特殊部隊があった。一つは「王の盾」ガーディアン、もう一つは「王の槍」グングニル。 　幼くして帝都追放となったある少女が、何も知らず出自が不問で…

戦争の時代に生きる農家の少年は何に成り、何を成すのか。 ※現在執筆保留中

アリオン皇国最強の騎士、“黒狼卿”ヴィンセント。 英雄として名高く、戦場を駆け抜ける一騎当千の強者。 周囲から恐れられるほどの強さを持ち合わせた、最凶の存在。 ローベルト帝国の…

総乱激倒！ 子どもたちがこの言葉を連呼するとき、大人への憎悪が爆発する！ 少年少女の大人への叛逆が始まる 子どもだけの独立國を！ 頼りにならない大人など倒してしまえ！ すべてを乱…

ふたつの巨大国家が、超大陸間戦争を行う異世界。 フォマルハウト第三帝国と呼ばれた魔族の王国は、条約を破棄し中立国家たるハイペリア皇国へと進軍する。 すべては長きにわたる戦争を終わ…

南北に分断しているように見えるリトリア大陸。 北リトリアでは、エルフから蛮族と呼ばれる人間が住む「クルド王国」、南リトリアは、人間から魔族と呼ばれるエルフが住む「へレス共和国」…

修行を経て、強くなった主人公のカラド、彼は師匠の元を離れ旅に出る。 これは、カラドの旅の物語であり、後に英雄と語り継がれる者の伝説である。 笑いあり涙ありの冒険譚が今始まるっ！ …

政治家であった伊藤健二は、車の窓から宗教団体の抗議の様子を見ていた。彼らの神への冒涜という叫びに対し、神などいないと考えていた健二だったが、直後、神の存在を思わせる声に遭遇する。…