概要
神を信じない男が神を名乗る存在に抗う物語。
政治家であった伊藤健二は、車の窓から宗教団体の抗議の様子を見ていた。彼らの神への冒涜という叫びに対し、神などいないと考えていた健二だったが、直後、神の存在を思わせる声に遭遇する。しかし、健二は神の存在を否定し続けた。結果、健二の乗った車は事故に遭い死亡する。そして、別世界で赤ん坊として再び生を受けることとなった。しかも、男ではなく……女の子として。サリスと名付けられた健二は、貴族の出であったが、すでに没落しており、健二は家の再興と己の確固たる地位を築き上げる為に、軍隊に入ることを決意する。そして、士官候補生達が通う聖天騎士団士官アカデミーへと入学したのだった。
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