「絵の具」を含む小説

長谷川　美里 今回の主人公。 長谷川　優 美里のお兄ちゃん。 城山　沙耶 美里の友達。 白銀　友和 優の友達。

毎朝忙しく過ごす人たちへ。

即興小説トレーニング（http://sokkyo-shosetsu.com/）にて過去に制作した掌編です。 お題：真紅の怒りをまといし絵描き、制限時間：30分

太陽が二つあるような夏の日だった。 どこまでも青い空のキャンバスを、絵の具をこぼしたみたいにくっきりとした雲が悠然と泳いでいた。蝉の声が途切れることなく世界を包み込んでいる。一…

ボケっとしていたときに浮かんだシーンを書き起こしただけのもの。短編集。 童話だったり、ショートショートだったり、絵の具ごちゃまぜのパレット的なもの。

絵本作家が自殺した。大量の絵の具を自ら飲み込んで。 『死』と引き換えに、その人の『死ぬほど叶えたい願い』を叶えてくれる天使(？)が人々の運命を狂わせる！ 【4人声劇台本(男2：…

美術教師の北川に恋をした沙希は、彼に近づくために、美術部に入部した。 しかし、美術部には天才的な才能を持った男子生徒松島が君臨し、北川先生に溺愛されていた。 沙希は北川先生を振り…

卒業間近の日、あなたと描いた最後の水彩画「桜」。私の隣に佇むあなたはちょっとだけ悲しそうだったね。 でも私は忘れないから、大丈夫。 白色のパレットに、桜色の水彩絵の具を。

　緩やかに朽ちていく工場の廃墟、折れた鉄骨、赤錆、夏の喧騒。 　絵の具の鯨と啼きやまないヴァイオリンの弦。 「僕はここで絵を描いてるんだ。なんの意味もない絵を描いている」 　…

一話完結型の短編集です。 たくさんの色を混ぜて、重ねて、消して、また塗り替えて。 カンバスに一つの絵が浮かぶ頃には、何が描かれているのだろう？

【誕生花シリーズ　322】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　キューピット出陣…

私とあの子と君と先生。 今生きている人の大勢が白だとしたら、私達は黒かもしれない。その他大勢のなり損ない。普通の人から見たら普通じゃない。そんな人達のお話です。 初めて小説を書…

「階段」「絵の具」「マグカップ」をお題にした短編です。 2011年6月6日に完成。 ある感情をテーマに、少女と少年の目に映る色を書きました。

　はじめての中学校、はじめてのクラス、1年5組。クラスメイトの愛田しょうこは、とても素敵な女の子だ。クラスメイトから、体の一部をそれぞれ奪って、みんなにそれを許されて、足りない部…

診断メーカーの「魂ト絵の具」（＠utiyosokikaku 様)の設定が素敵すぎて、小説を書いてみたくなってしまい、設定をお借りして書かせて頂きました。 アルトとエミリアが激動…

思春期真っ只中の高校二年生、榎本奏《えのもとかなで》。幽霊部員ばかりの美術部に所属する彼は一人の女子に恋をしていた。しかし、根暗な自分には叶うはずもないと青い春を半ば諦めてい…

まったく新しいデートのかたち。キスもしない、ベッドシーンもない、あなた色に染まるのです。わたしはあなたが好きだから。(※ 不定期更新)

主人公・高峰竜太は、三日前に祖父・竜蔵を亡くしたばかり。遺品整理を頼まれた竜太は、ひょんなことから竜蔵が死後49日間の滞在を許された『中間霊域』へと迷い込む。そこで成仏できず、こ…

ひと夏の記憶。純文学挑戦作