「小指」を含む小説

やりたいことが見つからなかった月奈（ツキナ）は高校卒業後コンビニでアルバイトをはじめる 代り映えしない毎日 それでも、いつかなにかを見つけると思っていた …

決め台詞 「人生いつでもやり直せるー私にないもの、学歴、職歴、右手の小指、私にあるもの、前科、刺青、覚せい剤歴ーそれでも神と共になら、どんな人でも更生できる」 夜は親がいない寂…

　まだ十代の頃、曖昧な自認の境界線の上で、やじろべえみたいに揺れていた日々の思い出。 【お題】アンダーグラウンド 【ジャンル】私小説風BL 【登場人物】小指の欠けたおっさん、ネ…

調理実習中の「ぼく」は誤って小指を切ってしまう。

色んなものを食べたり、娘と妻が可愛いというお話です。 草食アングラ森小説賞参加作。 過激な描写があるので苦手な方は注意してください。

　銀の髪に宝玉のツノ。そして涙は輝かしい宝石になる竜人の少女、ジネヴラ。違法オークションで競り落とされ不慮の事故で気を失っているところを、自由奔放な男レイジに拾われる。 　彼との…

高校一年生の春。入学早々交通事故で片目の視力を失った霧島結人は、長年続けてきたサッカーを断念せざるを得ず、途方に暮れていた。 そんなところに、小学生の頃仲良くしていて高校でまた偶…

｢足でチョコフォンデュがしたい｣ 恋人が仮にこんなことを言い出した日にはあなたはどうするだろうか。 別れを告げる？ビンタをかます？それとも罵倒？ 少女・海鳴 渚はそのどち…

ユカリは素敵な恋愛に憧れる１２歳の少女。 「運命の赤い糸」と「恋愛成就の女神」伝説にあやかるため、永森神社へお祈りに行く。そこで赤い糸がついた風船が縁となり、３歳上のヒロトと出会…

　人間関係の糸。それはまるで運命の糸かのように小指に結ばれている。そして自分の顔が見えないように自分の糸は見ることはできない。赤色に近づくほど良好、青色に近づくほど険悪、関わりの…

放課後、いつも技術室で過ごしている『僕』。 同級生の坂本さんは、技術室にやってきてはマニキュアを塗っている。 彼女に手を掴まれ、動けなくなった僕。「そのままね」と言い、坂本さん…

◼️あらすじ 人は誰しも見えない糸に縛られている。堕天使の夏鈴はその糸が見える能力を持っていた。ある日、夏鈴は自信の小指に赤い糸が結ばれていることに気がつくのだった。 ◼️登場…

短編集『私のはなし』のうちの一話ですが、わりとウケがいいので独立させてみました。 独立ついでに、ちょこちょこと足してみたので少し長くなりました。

わたしは、今日も待っている。いつ帰ってくるのかもわからないけど、きっと彼女は帰ってくるから。 ねぇ、わたしたちの間を繋いでくれている糸は、きっと赤い糸なんかじゃなくて……

「殺伐感情戦線」の「鋏」、参加作品です。 小指の赤い糸は、運命の相手と結びついている。そんなものに縛られたくなかった「わたし」は、自分の小指をバッサリと切り落としてしまう。する…

タンスの角に小指をぶつけた浅野が幽霊になった体験談を書いた傑作。

さくらちゃん（びい）の記憶を俺が書き留めてあげることにしました。 元霊媒師？　岬

赤い糸の伝説 『赤い糸は 運命の人と 小指と小指でつながっている！！ 生まれる前からたった一人の運命の定まった人がいる』 女の子から告白を受ける度に 『俺の運命の人はこの子じゃ…

　生まれながらに不出来な少年がいた。 　生まれながらに出来すぎた少女がいた。 　少年は思う。自らと、触れ合った周囲との絆を。 　少女は思う。自らと、あらゆる一切との隔絶を。 　不…