「不思議 和風」を含む小説

【あらすじ※ネタバレ注意】 ある満月の夜、眠りにつこうとしていた美月睡蓮（みつきすいれん）は不思議な声を聞く。その声を追ってやって来た石上稲荷大社で、人の姿に変えた八咫烏の太秦(…

宮子(みやこ）は３０歳の誕生日を迎えた。 「あーあ、１６歳に戻れたらなあ」とつぶやくと、 「その願い、叶えよう」というイケボが聞えてきて……！！ タイトル「天翔る美しの国」は「…

【 あらすじ 】 　江戸のような街並みの幽世。そこは、妖や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 　現…

森の奥深くには、古くから不思議な洋館がある。今日も今日とて、パイプオルガンの音が鳴り響いている。

中野米蔵さん88才。今日も良いお天気です。 日課の散歩で近所の公園へ・・・今日も元気に徘徊中です。 米蔵おじいちゃんは、若くして不思議な体験をしたのです。 18才の時、不思議な…

拝啓 お兄ちゃん 私は不思議な町で、不思議な人に恋をしました。 国の首都の3分の2を占める巨大都市〝月城町〟 その月城町で最も治安が悪い貧民街、10丁目で生ま…

女性死霊術師・雨衣は、リンナバラ魔術国との戦争に参加する中で、不死者となった。 決戦から２５０年後。リンナバラのもと統一された世界は、科学技術を奪われた平和な箱庭となっていた。…

両親を事故で亡くした高校生・誠通は、遠縁の住まう旧家へ身を寄せることになる。 その家にある、いくつもの古い「しきたり」。 謎の少女の「忠告」。 そして出会った美しくも不思議な「青…

住まう者の少なくなってきた離島。山に見下ろされ、海に囲まれ――茫漠と退屈を持て余すその島に、時矢（ときや）はこの夏、友人を頼り、里帰りをしていた。 島が多少賑わうのは、夏の初め…

「どうやら、この世界は、終わるらしい」 秋津絵画を専攻する画学生《春峰》の下に、ある夜、不思議な眼の色をした眉目秀麗な青年と少女が現れる。 《黒紅》《御空》と色彩を冠した…

亡者に捕らわれそうになっていた青年、祥(しょう)は紫の番傘を差し小さな鐘を操る不思議な婉美の男性と出会う。彼との出逢いが、祥の日々を変えていく。

小学生の時に出会った不思議な少年、碧(あおい)と会い続けていた美月(みづき)。高校生になってからも彼との約束を続けていた。 ある日、また碧の元へ行くと彼から、話したい事があると告…

冬室涼音(ふゆむろすずね)は結婚に夢を見る、至って普通の女子高生。しかし、涼音は18歳の誕生日に、突然見知らぬ和服の男たちに誘拐されてしまう。 涼音が連れて来られたのは、とある山…

　沿岸に佇む穴の空いた岩「影海様」を祀る地方の、とある漁村。平凡な毎日を送る若い漁夫の左慈は、不眠に悩まされ、度々夜の浜辺を彷徨っていたところ、夜の海からやってくる不思議な女と出…

日本情緒溢れる観光地、神織市には《逢わせの神様》の言い伝えがあります。 曰く、この町のどこかには《逢わせの神様》がやっているお店がある。 曰く、そのお店に立ち寄れるのは何らか…

長く続いた安寧な治世が乱れ、帝都・平安京にも魔物たちが姿を現し始めた時代。 とある田舎の村で小さな男の子が産声を上げた。体長は一寸（3㎝）あまりの小兵だが、身にまとった不思議な宝…

戦国が終わって公方様も数えて五代目の世。馬借と宿を営むおつかわし屋の娘お市は、器量もいいが家畜の面倒見がいいことで評判の14歳の元気いっぱいの娘である。美少年の弟藤次郎と見識豊か…

謎多き汕舵（せんだ）の民の血を引く若者・鹿彦の運命的な旅を描いた和風伝奇ファンタジー。 故郷を蜥蜴（とかげ）の群れに襲われ、母を失った鹿彦は、自身の出自を知るため、宮から逃げ出し…

　光源氏推しの女子高生が、クラスメートを名乗る男によって源氏物語の世界に転移させられた。それも物語最大の悪役「弘徽殿の女御」の妹、朧月夜（おぼろつきよ）にである。 　私は光源氏…

春の京都、満月の夜。 大学留年が決まった長谷川トモと、ひとつ下の後輩佐久間コウヘイは『留年祝い』と称して賀茂川で飲み会を開いていた。 そんな二人に、弁天と名乗る不思議な女性が声…