概要
拝啓お兄ちゃん。私は不思議な町で不思議な人に恋をしました。
拝啓 お兄ちゃん
私は不思議な町で、不思議な人に恋をしました。
国の首都の3分の2を占める巨大都市〝月城町〟
その月城町で最も治安が悪い貧民街、10丁目で生まれた14歳の少女の花。
彼女はある日、唯一の身内である兄に捨てられた。
兄は手紙にこう書いていた。
「お前は月城町13丁目に行け」と。
とある1人の青年の名前と住所を共に書き残して。
月城町13丁目ーーそこは不思議な町。近寄ってはいけない町。
亡くなった母から〝絶対に行ってはならない〟と教えられていた町だった。
しかし家族も居場所も失った花は、恐れながらも兄の手紙に書かれた青年に会うため、13丁目へ向かう。
そして出会ったのが、近衛二郎という名の貴族。
顔のほとんどに包帯を巻いている彼は、
私は不思議な町で、不思議な人に恋をしました。
国の首都の3分の2を占める巨大都市〝月城町〟
その月城町で最も治安が悪い貧民街、10丁目で生まれた14歳の少女の花。
彼女はある日、唯一の身内である兄に捨てられた。
兄は手紙にこう書いていた。
「お前は月城町13丁目に行け」と。
とある1人の青年の名前と住所を共に書き残して。
月城町13丁目ーーそこは不思議な町。近寄ってはいけない町。
亡くなった母から〝絶対に行ってはならない〟と教えられていた町だった。
しかし家族も居場所も失った花は、恐れながらも兄の手紙に書かれた青年に会うため、13丁目へ向かう。
そして出会ったのが、近衛二郎という名の貴族。
顔のほとんどに包帯を巻いている彼は、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!読めば読むほどキャラに惹かれて、どんどん読み進めてしまう一作!
本当は最新話に追いついてから、『こんな話です』と冷静にレビューを書きたかったのですが……。
もうムリです。
キャラみんなが好きになってしまって、熱量を抑えられなくなってしまいました。
冷静にお勧めとしてレビューを書けないことを、予めお詫び申し上げます。
現在、襲来(5) まで拝読していますが、読むのを止めるのが辛いほどはやく最新話に追いつきたくてどんどん読んでしまいます。
兄妹が大好きで、控えめな女の子が大好きで、『もっと読んでみたいな』と読み進めてみようと思ったら……沼でした。
深刻なシーンでもクスっと笑えることを混ぜてくれており、とても楽しく読むことができます。
いい具…続きを読む