「どこまで」を含む小説

脳の機能停止が間近の深水伸吾は、今までの人生を回顧する。それは、自分の希望が次々と叶った幸福なものだった。しかし、その思い出は、次第におぼろげになってくる。それこそが、この思い出…

極普通の平穏な日々。それは、一瞬で崩壊することになる。 教室で理科の授業を受けていた彼らは、突如床に浮かび上がった謎の模様によって異世界へと転移した。 目を開ければそこは知らない…

ある秋の日、僕は予想外の場所で、予想外な方法である少女と出会った。 そのどこまでも予想外な彼女の世界に、僕は巻きこまれていく。 彼女との関わりは少しずつ僕に新しい考え方を教え…

いつかの時代、どこかの世界。神と巨人、２つの種族の大きな争いの中、人間達は神に守られる形で滅亡の危機をなんとか先延ばしに生きていた。 誰もがその運命を受け入れる中、青年達が立ち上…

異世界に飛ばされて、好き勝手に暮らせと言われた俺。 スマホにアプリを入れておいたからと、知らない誰かに言われ、俺は途方に暮れていた。 スマホを見るとＳＮＳと通販サイトのアイコン…

真夜中の寄宿学校で偶然出会ったふたりの少女が、打ち明け話をしたり、あまざけを美味しそうに飲む物語。 冬の夜、この世のどこか片隅で。

かつて悪魔と契約し不老不死となった魔法使いはその姿を悪魔好みの少年の姿にされた。不老不死の対価は悪魔を楽しませること。悪魔が飽きれば食われる契約だが、悪魔に飽きる素振りは見られず…

【本編完結まで掲載済】ヴァンはガラス職人の家の一人息子である。手の器用さはピカ一で、ガラス職人のお店を継ぐ事を昔から言い聞かせられてきた。どこにでもいる平民――、それが周りの評価…

引き籠りの僕の楽しみは、一日に一、二回の散歩。 その散歩を通して出逢う全ての物が輝いて見えてくる、ノスタルジックストーリーです！

種の保存のためにDNAに組み込まれたシステム お題付き掌編練習。 「深夜、仕事が終わり家に帰ると妻がいなかった。ふとテーブルを見ると……」というお題で書きました。

「ふたたび　さいみんあぷりを　てにいれたぞ！」 　オッス、オラ貴幸鳴海！ 　全力全身全霊で探し出した催眠アプリを破壊されたけど再入手して、イケメンすぎたから女の子にストーカーさ…

友人のチカから教わった幽体離脱に夢中になるカナエ。ある晩、幽体離脱をしている間に自分の体が消えてしまったことに気づく。

大阪から上京してきた、お笑い芸人を目指すピンク髪の２６歳、環伸太郎（たまきしんたろう）はお笑い養成所に入る資金を盗まれてしまい、コンビニで夜勤バイトをすることになった。生活が切羽…

北海道の大学に進学した関西出身の男二人が経験する恋を通して、女と男の持つ特異的親和性の本質を描いていこうと考えています。現代的テーマに古典的抑制された表現でどこまで近づけるかに挑…

一話約600文字の百合小説集です それぞれ独立した話なので、どこからでも楽しめます

　高校二年の夏、牛島紋太は疎遠になっていた幼馴染、福井聖人と再び関わるようになった。昔のように仲良くしたい紋太に対し、聖人は昔よりも冷たく、あまり笑わなくなっていた。 　学校祭、…

気まぐれに吹く風が、そっと囁く言葉を探して。 見つけ出したものを、物語の形に編み上げました。 ――などと書いていますが、ただの短編置き場です。 ふと思いついて書いたものを投稿し…

少年は迷子になっていた。 どこで家族とはぐれたのか思い出せない。 ただ気が付いたら見知らぬ森の中にいた。 美しい魔女に拾われた少年が彼女の真相を知って行く物語。 ※note、…

ここは自然発生するダンジョンから溢れ出てくるモンスターが闊歩する世界。 冒険者デビューしたばかりのバル・ナーズ。彼の持つスキルは攻撃でも防御でも支援でもなく、敵味方を問わない弱体…

巨大商会の盲目次男。重役を期待した誕生日が追放出発式に？　お供の世話役に連れていかれ、着いた先は傭兵団のマッサージ師。　汗臭い、ゴツイ筋肉を今日ももみほぐす。　訳あり、奥手、恋す…