「指」を含む小説

　昼と夜の合間には、黄昏時の恐怖が潜む―― 　どこか奇妙で、恐怖を感じさせる掌編集は如何でしょうか？

【長編】指きり村 依頼人の婚約者を探しに秋田の山奥にひっそりと存在する集落を訪れた探偵が殺人事件に巻き込まれる。 【短編】手切り殺人 「私の恋人は殺人犯人かもしれない」依頼人か…

「よう子！恋愛呼吸を整えるんじゃ！！恐怖を克服すれば呼吸が乱れることはない！安定した呼吸と収入こそが女子力の源！」 「わかりました！」よう子はまだ見ぬ彼ぴっぴを思い描きながら万感…

騎鈴城の姫は、湖に浮かぶムクの塔の頂で焼身自殺を遂げた。姫の燃え残した血・灰・指・髪を求め、四人の聖騎士が旅立つ―― 聖騎士ミジンコは、姫の御髪ごとしゃれこうべを持ち去った盗賊…

彼女は折り紙を折るのがとても上手かった。 繊細な紙を、爪の短い細い指できれいに折った。 僕は彼女が好きだった。

「何名様ですか？」に怯えることはない。 指をまっすぐ、堂々と伸ばせばいいだけのことなのさ。

誰かに話したくて仕方がなくなる、ＲＡＹの雑学。 よろしければ１分間お付き合いください❤

　9.11以降、世界中でテロに対しての正妻が加えられた。しかし、その反動で起こった大量虐殺により混沌の世界が幕を開けた。 　主人公、チャールズは虐殺の限りを尽くす通称、感染者達…

数年前に行ったＤＸ３による二つのセッション。その二つを組み合わせた話を作りたいという妄想を書きつづったものです。 リプレイではないので注意、身内向け色が強いの注意です。 書くシナ…

私が通っていた小学校には、「節穴に指をいれると指が無くなる」という怪談話があった。 その節穴は、六年一組にあった。小学生の頃、私は節穴の恐怖と戦って過した。 小学校を卒業して数年…

レイチェル・ドアーが持ち帰ってくる経費の領収書は毎月毎月エマの頭を悩ませていた。 「ねぇ、レイチェル。この経費、もう少しどうにかならない？」 「無理」 　 　ソファに…

■あらすじ 　これは俺、安芸倫也が、ひとりの目立たない少女をヒロインにふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲームを製作するまでを描く感動の物がた… …

もう、戻ることは出来ない。 どんな結末が待っていようと、彼らは引鉄から指を外すことなど許されない。 防衛を主とする警察や自衛隊とは違い、法務省直下にて暗躍を行う特務機関。 製薬…

ある大雨の夜。塾帰りの朱莉は、下水の水圧によって今にも外れてしまいそうなマンホールの蓋を見つける。その光景を撮影して写真を確認すると、人の指のようなものが写り込んでいた。誰かが誤…

（現在二章完結・三章準備中） 　気が付けば見知らぬ場所に居た。ここはどこなのだろうか。なぜ自分はここにいるのだろうか。どのようにしてここに来たのだろうか。なにを思ってここを訪れ…

地味で冴えない新米教師の晶子。彼女の日常は、かつて彼女を優しく導いた指によって壊される。 その恋はひらひらと舞う蝶のように、晶子の心に訪れた。

指の間に薄い膜が張り始めている。 目の前で河津が木津の前で忽然とカエルに変化したらどんな反応が返ってくるだろうか。トリックではない本物のカエルになるとしたら？ これで彼女の心を射…

白木大智は金なし髪なし手足無しの２８歳。この国は体の部位とモノを交換して生活が成り立つ国だった。そこに現れた一人の女…

母親の遺したアパートの家賃を支払うため、女装して客を取る少年フィービー。彼は浮浪児たちに苛められるものの、子供相手に「歯」や「指」を売る売春を始めることで、浮浪児たちを逆に征服す…