「「いないや」」を含む小説

この世界で、たった一人『モフモフ』に触れられない残念な王女様がいた。 モスフル王国第一王女であるルキディアは、王立学園を卒業後、今年で18歳を迎えた。20歳までと期限付きで、夢…

冒険者になるためにギルドへやってきたアイシアが出会ったのは、ドラゴンを連れた鍵師キイだった。 キイとアイシアを中心とした短編集的なものでほとんどがKACで出されたお題を用いて書…

指揮官が勲章を私の胸に――こら鼻息を荒くするな。生唾を飲むな。付ける場所はもっと上だ、バカ者。ああ、なぜこんなことになったのか。 敵に悪鬼にも例えられた英雄たる将軍アーデルヘル…

あらすじ 　それでも彼は幸せと言った。 　愛する彼女のためなら、嫌とは言わなかった。 　彼がどんなに不幸であったとしても。 　娘たちや孫たちがいたから、愛する彼女がいたから。 　…

「あたしたちが……安倍晴明の孫……？」 安倍緋月は覚えていなかった。 半妖でありながら陰陽師でもある自分が、平安の大陰陽師――安倍晴明の孫だという事を。そしてその記憶が、意図的…

ある事件により、職をなくした私。 そんな私は、毎日ただ時間を費やすだけの日々を送っていた。 ある日、ポストにある募集のチラシが入っていることに気づく。その募集はバイト募集のチラシ…

　ぎっくり腰がなかなか治らず、それなのに別のとこで五年ほど書いてる作品があって、一度終わってたのに余計な事をして番外編を続けていたらえらい事になって、どうしても終わらすことになっ…

葛城誠は、十年ぶりに故郷・山吹市に戻ってきた。彼を待ち受けていたのは、妹と名乗る見知らぬ少女ハルに、謎の組織と「複製者」。 どうやら誠は両親の後を継ぎ、複製者と共に戦わなければな…

「お兄ちゃんが、世界で一番！」 「亜美は、世界で一番かわいい妹だ！」 　巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。 　熱々…

(11000字程度予定) 下界から性を統括する“色欲”はうんざりしていた。 これ以上、他人の情事の見張りをしていたくない。

神崎祐一は、45歳で癌に倒れたが、次に目を覚ましたときには、18歳の若々しい姿で異世界の見知らぬ部屋にいた。周囲は錬金術の道具や不思議な書物が並ぶ部屋で、すぐにこの世界が自分の知…

「なんか原作と全然違う展開になっちゃった……」 男は前世で人気を博していたライトノベル───『終わりなき戦いの果てに』というファンからは『おわはて』の愛称で親しまれていた世界の…

ヒトと神との間に産まれた禁忌の子、リレイヌ。 まだ幼い彼女に降りかかる悪夢のような出来事たちは、容赦なく牙を剥いてくる。 それでも挫けず笑って過ごす、そんな彼女。 けれど、確実…

　『白夜月《びゃくやづき》』と『明星《あけぼし》』。そう呼ばれる二人の男が居ました。彼らはこちらの世界で俗に言う、『男の娘』と『女装男子』でありました。 　昼に出る月を意味指す白…

マオとの修行に飽きてきたエリサ。エリザは持ち前の知識と技術を使って転移装置を組み立てる。 向かう先は、中世ヨーロッパくらいの技術力で、冒険者がいる世界。 そして、エリザが求めるイ…

家族旅行の最中、交通事故に遭った男子高校生・藤川陽（ふじかわ　はる）が転生した先は、なんと学園物の乙女ゲーム『キラ☆恋』の世界！ しかも、転生した先は……。 「えっ!?　俺が正ヒ…

いまだかつての大戦争の傷を残す、訳あって人の姿をしている妖たちばかりが暮らしている世界・常世の国で、美貌の妖術師黎と高貴な指揮官戒の犬神兄弟に弟として育てられてきた人間の青年、翔…

主人公「セイヤ」は武器作成のユニークスキルを持っていたが勇者パーティーから用済みと追放 セイヤがユニークスキルを駆使して勇者パーティーにやり返す！

「だってさ、忘れちゃったんだからしょうがないよ」 恋人の透からそう言われ、約束を何度も破られたユイ。「次はちゃんと覚えてるから」と言うその言葉に、ユイは「うん」と頷くが、ユイの…

　子供の頃から勇者に憧れ、勇者になりたかったファジル。しかし、物語に出てくるような勇者などには決してなれない。そんなことは成長するに従って、嫌でも現実がファジルに教えてくれていた…