武器のコピーしかできないと言われ勇者パーティーから追放されたので100倍返しにしたいと思います!
@ribobaraikowa
第1話 勇者パーティー追放
「セイヤ、話がある」
いつも通り洞窟の探索が終わったときパーティーリーダーのラグニアはそう言った。
まさかこれが追放の知らせだとはこのとき僕は知る由もなかった。
「パーティーからお前を追放する!」
信じられない一言だった。
そもそも僕はラグニアにこのチームに誘われた。
僕は昔から魔力量は低かった。
生まれたときに一人一つ授けられるギフトは「メイドウェポン」
見たことのある武器を複製できるというものだった。
武器屋で買わずとも武器を作れるという優れたものだった。
しかし大きな欠点があった。
それは魔力を込めた分だけ本物の武器の強度を再現するため魔力の低い
僕ではまともな武器に錬成するのが難しかった。
そのため、武器は1度使えば壊れた。
そのため、雇ってくれる仕事もなく冒険者ランクもEランクだった。
そんなある日、街に来ていた勇者パーティーが僕に声をかけた。
「お前、武器を見ただけで作れるのか?」
僕は答えた。
「1回使えば壊れますけど...」
「1回で十分だ!是非俺のパーティーに来てくれ!」
そうして僕は晴れてSランクの勇者パーティーにはいることができた。
活躍していると思えていた...
「俺達のパーティーは強くなった。もうお前の力なんて必要ない。
俺の前から失せろ。」
僕はあっけにとられていた。言葉が出なかった。
「失せろ!!」
その一言で正気に戻った。
僕はその場を去った。ふざけるな。そう思った。
「自分たちは武器を買えるような強さになったから用済み?
冗談じゃない!」
「この恨みだけは絶対に100倍で返してやる!」
そう心に固く誓ったのだった。
あとがき
こんにちは。はじめまして。
ウタと申します。
まだ受験生なので投稿が不定期になりますが応援してくれると嬉しいです。
セイヤの活躍をぜひご期待ください!
☆を押して応援してくださると嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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