「ファンタジー旅、」を含む小説

旅人を守ることを生業とする者たちを護衛士と呼ぶ。 〈レイナスの息子〉の異名をとるアゼルもそんな護衛士の一人であり、毎年約束している〈早摘み〉の護衛に今年も北嶺山脈を訪れたのだが―…

修道女ルナリアは、巡礼の旅の準備の途中 ラグナスと名乗る、巨大な「悪魔」と出逢う 彼と契約を結んでしまった彼女は 彼と共に、終わりある旅を歩んでいく 悪魔なる機人と無垢なる少女…

死後、生物というものは息を吹き返すことはありえない。しかし、人間には死んでも死に切れず、蘇る様なこともあり得るとされる。 それらを一般に「亡者」とこの世界では呼ぶ。 そして「亡者…

旅の主役が蒸気機関車の引く列車の時代、西の果ての島国でのお話。

　一つの国があった。その国は大きくなり過ぎた。理由は聡明な帝の誕生である。周囲の国々を食らいつくしたその国に勝る者はなかった。しかし、その国が唯一手を出せない領域がある。北の大地…

※この作品を読む際、ビューワー設定の文字サイズは小にして読むことをオススメします。（執筆する際、小にして作業している為、文字サイズを大きくすると変な所で段落がついたりして読み辛…

魔法は決戦兵器でなく、科学の代わりに人の暮らしを助けるもの。 歩みは遅いが、魔術と共に発展する世界。 田舎の魔術師ルクレツィアは、別世界に繋がる穴を作ってしまい 運の悪く高寺サ…

ある所に体が弱いからと大事に育てられた子猫が居た。 だが猫は母の保護の下で一生を遂げるのを良しとは思わなかった。 兄弟たちと同じ様に扱われたいと、子猫は母に教えを請い、日々を学び…

緩やかに滅びへと向かう古の民――竜人族。 闇色の鱗を持つ青年ゼノは、親友イシュナードの消息を追う旅の途中、人間の親子に助けられる。だが、その出会いは予想だにしなかった悲劇を生んだ…

可愛いがっていた猫のサトが亡くなってしまい落ち込むヒロたち家族。でもサトの魂はまだヒロたちの側にいます。やがて不思議な猫たちに導かれ、サトは不思議な旅にでます。必ず、ヒロたちの下…

かつて隆盛を誇った竜族は、神罰によって戦う力を失い、 人や荷を運ぶための劣等種族と成り果てていた――。 想い人との別れをきっかけに、飛竜艇の船頭を引退したアレン。 彼の住むエン…

少年・ラークと女性スパーの国巡りの物語。 二人が沢山の国を巡って旅をし、その中で多彩な人たちとの出会いを描写している楽しげなストーリーになってると思います。 基本的に、水曜日、…

草木を語る者は、神への冒涜者である――。 植物それ自体が禁忌とされた世界。 そんな世界で旅を続ける一人の植物学者がいた。 彼が小さな村で出会った、“一人”の植物。 これは異…

2015年完結の短編連作、八作品目。 ハイファンタジー、ライトノベル。キャラ小説を書こうと思って、キノの旅読んでた頃に書いた作品。結果的には、設定が上手くキャラ造形に乗らなかっ…

砂漠の中少女は旅を続けていた 自分の存在意義も存在意味も分からず しかし、そんな彼女が旅で得たものは 『名前』と『相棒』であった

ある時、突然生を受けた"それ"。 それは必然か、あるいは神の気まぐれだったのか。 "それ"は世界を旅し、成長する。 やがて"それ"は魔法の核に触れる。 魔法とは何か、そして命とは…

マーウェ・ハクラ・サマーリーと言う少年は砂漠の国にある辺境のとある村で慎ましやかに暮らして居た。 今日は村の創立日。 そのお祝い事の準備で村中は大忙しだ。 腹が空く頃村長の孫娘で…

どこかの世界を旅するククルの紀行文の断片たち。 どこでもお好きなところからどうぞ。 気ままに行進。

似たようで似てないふたり、ウノとサノ。 ふたりは世界の村を旅するなかでたくさんの不思議に出会う。 きょうはどの村に旅してる？

地図にも載っていない辺境の地、紫の魔力風が吹く小さな山間の国。 その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。 「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくて…