終末の世界を怪人が行く

マーウェ・ハクラ・サマーリーと言う少年は砂漠の国にある辺境のとある村で慎ましやかに暮らして居た。
今日は村の創立日。
そのお祝い事の準備で村中は大忙しだ。
腹が空く頃村長の孫娘である村娘のラクハがやってきて
手伝い事を頼まれる。
何やら祖父で村長のゲンゾウから
洞窟に自生する薬草を
供え物として採取してくるよう頼まれたらしい。
2人はその通り洞窟の奥へと入って行った。
一頻り採り終え帰った所その村は荒れ果てていた。