「現代幻想」を含む小説

以前小説家になろうに投稿した３篇に加えて、実原つづりとして書いていた詩をいくつか載せたいと思います。

降りしきる雨の中、綾沙(あやさ)は行き倒れている1人の少女を見つける。 記憶がないが燈(あかり)と名乗る少女を、記憶が戻るまで保護することに。 彼女はどこからやってきたのか、な…

リアルでちょっと素敵なことがあったので、そのままエッセイに書きました。 こわくはないです。どちらかというと心温まって癒されました。

春を俟《ま》っています―――― 鶴のような真白の振袖をまとったそのひとは無人駅の端にたたずんで、いつも誰かの訪れを待っていた。誰を待っているんですかと訊ねた僕に、彼女は寒椿のよ…

フリーター、実家暮らし、三十歳独身。現代社会を無気力に生きる明星美夏（みょうじょう みか）は、父母の死を契機に完全に生きる意味を見失った。しかし一方で、生来の怠惰癖から死ぬほどの…

玉響《たまゆら》……ほんのわずかの時間 仕事も何もかも失った俺は、公園の池のほとりにいた。 気力なく、池の水面を見つめていると、美しい白昼夢に迷いこむ。 夢に現れた不思議な美…

誰もいない道、明かりの点いていないコンビニ。人の匂いが消えた街で、「リン」はひっそりと明かりを点ける。

ぼんやりと部屋の中で私は眺める。 200字ちょっとの短い作品です。

メロディアスな現代詩。夜と狂気。無意識の中へ。

このご時世、ポイントでお得な事がいっぱい。 こんなポイントもあった！ ある条件が成立すると貯まるポイント。 少し心が繊細な主人公・真(シン)は、不思議なポイントシステムに巻き込ま…

意に添わぬホラー体質の主人公、谷本新也（たにもとあらや）。 彼は友人や知人に誘われるまま、いろいろなところに連れて行かれる度に様々な経験をして…。

　2020年、新年最初の作品となります。元日に書き上げました。

「痛みはいつか過ぎていきます」 今にも消え入りそうなほど薄命に見える少女が口にしたその一言は、今でもこびりつくように記憶している──森に住まう老齢のアルフレードは、再会を果たした…

行人はいつもの様に授業を終え、幼馴染の悠里と帰宅しようとしたが黒い影のような化け物に襲われて屋上へ逃げ込む。 あと一歩で殺されそうになったところを真っ白な少女に救われるのだが―――

「曲だけは大昔からあるんだけど、ひとつの作品としては永遠に完成しないの」――湊本千紗は友人の朝霞ひばりから、尸童囃（よりわらばやし）と呼ばれる不思議な歌を聴かされる。毎年夏祭りの…

ある夏の昼時、私はほんの気まぐれで交差点を曲がり―― 田圃の中を通る道を走り始めた。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様、セルバンテス様でも公開…

とあるユーチューバーの若者が、５秒ボタンの魔の手にかかるバッドエンドストーリー。 ネットで有名な5秒ボタンを下敷きに書いた小説です。

幻想の庭には無数の果実が成っている。 でも、どうして私の果実は、こんなにも色が違うのだろう。 ああ、腐っている。腐っている。 なろうとの重複投稿です。

街中でアンケートを取っている、めちゃくちゃ好みのタイプの女の子に声をかけたら、、、