「毒」を含む小説

カクヨムコン特別賞受賞 ⇒角川ビーンズ文庫様より11月1日に書籍発売予定です。ありがとうございます！ 家族に愛されたいと、ずっと冷遇されている家族に送金していたリリー。 しか…

小説家になることを夢見る男子高校生の不知火 遍（しらぬい あまね）は日課である放課後の教室で自作小説の執筆をしていた。誰もいない教室で秘密裏に書かれた物語は名前とその風貌から『高…

取り返しのつかない過ちを犯した俺は、藁にも縋るつもりで砂風呂おじさんの所へ向かう。 砂風呂おじさん。実家近くの海水浴場の砂浜に、夏場、いつも埋まっているおじさん。 その明らかに異…

ある天文マニアが見つけたその1つの隕石は地球に深く突き刺さり、３日後に滅びをもたらす予定だった。けれどもそんなことにはならなくて、少しだけ猶予が生まれた。 ほんの少しだけ。 －…

五年間付き合って結婚の約束もしていた彼氏と破局して、ショックで初めて訪れたバーで吐くまで飲んだ。以来なんとなくそのバーに通ってしまっている。そんな中いつものようにやけ酒を浴びにバ…

光と闇の精霊が一年にひとときだけ愛情を交わすといわれる光闇祭。 その賑わいを眺めていた旅の男、サラインのダジは寂しい青年に声をかける。 彼の名はタランガン。生まれ故郷も二つ名も名…

黒瘴灰という毒の灰が降り注ぎ、黒瘴獣という人類を襲う凶悪な獣が蔓延る世界で、己の霊力を顕現させた霊装と異能を武器に黒瘴獣と戦う聖霊騎士が存在していた。 力も霊力も固有能力も弱く自…

四十代、女。女子って書こうとしたけど止めました。そう、おばさんですよ。 優しくておしゃべりな旦那様と子供達に囲まれた暮らしを毒を吐くつもりで（？）書いていきますが、なにせズボラな…

ベアトリクス・オルローブは魔女である。 ある時、薬の材料を採取に行った帰りのこと。 救援信号である光の玉が打ち上がるのを見たベアトリクスは現場に向かう。 そこには魔獣討伐に向…

※児童虐待などの表現があります。ご注意ください。 　４０代社畜現代日本人の脱サラ中年は、退職後につまらないバカをやって入院しそのまま死んでしまった。 　死の間際に『ああ、やっ…

占いやまじないが得意な紅月は地方官吏の娘。ところが義母のイビリがきっかけで後宮入りすることに。 下級妃として皇帝の寵愛など夢のまた夢……と思っていた矢先、皇帝の寝所に猫の蠱毒「猫…

ベリーズファンタジー様より発売中！ 改題しました！ 旧題『悪役令嬢は子ども食堂を始めた模様です！』 婚約者に毒を盛った罪で廃爵と一家追放！ 魔族国との国境に追いやられたわたし…

後宮×契約結婚×溺愛×料理×ミステリー 町の外れには、絶品のカリーを出す小料理屋がある。 小料理屋を営む月花は、世界各国を回って料理を学び、さらに絶対味覚がある。しかも、月花の…

『あぁ、もう。見てらんねぇな』 学園では理不尽なイジメを受け、さらには婚約者の裏切りを目の当たりにしたショックのあまり、眩い流星群が夜空を駆け巡るその夜……私は毒を飲んだ。 …

コロナ過終息後の世界的な不況の中、友人にムカついたおっさんがロト7を買うと40億円を超す大当たり! 異世界に移住は出来ないので、地元の無人島を買って趣味三昧のスローライフーを望…

フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。 彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。 なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか？ それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が…

伯爵令嬢アニカには、約100年前のコーブルク公爵家の侍女アンネとしての前世の記憶がある。アンネは、当時の公爵家嫡男ルドルフと恋仲だったが、身分差のため結婚を反対され、ヤンデレ化し…

悪役令嬢アルビダは美しい美貌の持ち主。 その美しさで数々の男を虜にし破滅へと導く毒の花。 その事によりアルビダは断罪され斬首刑となるゲームの世界のお話。 ゲームの物語は美しく成…

スーリ九ヶ国。 大陸中央部の乾燥地帯に広がる、東西南北を縦横に結ぶ交易路の一大中継地。 そして、金と武力があれば法も善悪も覆る“剣と無法の世界”。 乾いた風吹く大地をさすらう、…

甘い香りと、藤紫。 どこを探せど陽光は見当たらない。天は覆い尽くされ、視界は全て、甘い香りの源である藤の花。その藤花の群生から、ひらひらと舞い落ちる藤色の花弁。それが行き着く先は…