新郎・新婦ならびにご両家、ご親族のみなさまとかまあそのあたりの有無はともかくとして、とりあえず誠におめでとうございます。
初めに断っておきますが、わたくしは彼らとは一切の関係はございません。ただ遠くから七緒さんを見守っており、あわよくば少々(悪)癖のあるイケメン男性ふたりとの間で何かいい感じのシーンが見られないかなと本日まで心の望遠カメラを構えておりました。大変美味にございました。ごちそうさまでした。
さて何かと煩わしいことの多い現代社会、特に独身三十路女に社会はあんまり優しくない。ときも、ある。七緒さんは今回、結婚という点でその優しくない面にブチ当たりました。だけど結婚って本当に幸せに繋がるのか? 街中でも田舎でも石を投げれば結構な確率で当たるくらい、恋やら結婚やらを推してる人がいる。でも人には人の推しがいたりするわけで。
七緒さんみたいにゲロで推しをゲットするような人はたぶんそう多くないと思いますが、とにもかくにも彼女は色々なものを吐きながら彼女なりのけっこうえげつない幸せを見つけます。さすがゲロで荒波を乗り越えた大人の女。とはいえ相手もそれなりに幸せそうだからまあ、いいのかな? いいのか……?
ということでイケメンだけどそれよりそれぞれの性格に何かしら光るところをお持ちの、素敵かもしれない男性ふたりに挟まれつつ、七緒さんがどんな推しを(ゲロで)ゲットしたのか、ぜひとも本日、その目でお確かめください。
ところどころ汚いスピーチですが、お祝いの言葉とさせていただきます。