「どうか」を含む小説

見えるものを情報とし、その情報を使って人は判断する。 自分はどうすべきなのか、どうしたら幸せになれるのか。

僕は今日も眠りにつく。 あの不思議な本屋さんへと行く為に。 ツマラナイ毎日の繰り返しに疲れていた僕はいつだったからかあの場所へと行けるようになった。 現実なんてどうでもいい、だっ…

拝啓、お父さんお母さん、元気でやっていますでしょうか？私は異世界で元気にやっています。どうして異世界に来たのかも、どうすればよいのかもわからないけど、まぁ多分何とかなるでしょう …

宇宙の存亡をかけて戦う『ひとりの勇者』がいた。 彼は、宇宙を守るため、外宇宙からやってきた『悪魔女』と呼ばれる、強大で巨大な悪意の塊と、宇宙で激戦を繰り広げていた。 そしてその場…

咲花（えみか）は、モデルで動画配信者。 わけあって2年遅れで入学した大学で、咲花は、恭（きょう）と再会する。 けっして知られてはならない秘密を、咲花は抱えていて。 恭は、その秘…

KAC2023参加作品。 お題を元に一つの物語を進めていく連作ショートショート。 物語がどう動くかはお題次第。どんな結末を迎えるかは作者にもわかりません。 記念すべき第一話の…

今日も閑古鳥が鳴く本屋、禅慈堂(ぜんじどう) 常連の立ち読み客しかいない三畳間のレジで、今日もハルセはバイト時間に読書に勤しむ。 しかし本日の禅慈堂には新顔のお客さんがやってき…

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今回もKAC2023、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

「読書感想文って聞くだけでも俺は憂鬱なのにさ、休みの日にわざわざ本を読むなんて……ホント物好きだよね……」 　確かに自分も義務教育のころはそうだったかもなと、懐かしい記憶の扉を…

ネット投稿した小説が書籍化する夢を、ついに果たした主人公。しかし、ふと不安が湧き上がる。この本を読んで不快に思う人がいたらどうしよう……。 3分で読めるショートショートです。KA…

　勇者として異世界転移し魔王軍との戦いを始めた俺は、ある夜不思議な回廊へと迷い込む。

【2023KAC 第1回『本屋』参加作品】 その日も山中店長は頭を悩ませていた。 頻発する万引きに、である。 「だったら罠でも仕掛けたらどうですか？」 悩む店長にそう切り出し…

全5話(4+後日談1) 多分全話ジャンルが違うクソ小説です 「おめでとう、今日からあなたは〇〇です」 変わらない生活に変化をもたらすきっかけが与えられた時、それをどうするかは人…

パンがないならケーキを食べればいい。 では、本屋がないならどうすればいい？ これは私の小学生の頃の思い出話。 昭和の匂いがちょっぴりよみがえるかもしれない、そんなお話。

　大学近くの書店でアルバイトしている私は、時々どこからどう見ても現実世界ではあり得ない存在を目にする。 　女性漫画を飛ばす魔法陣を使うローブ男、戦闘の場所を間違えているバッタっぽ…

※KAC2023応募作品 とある青年が近所を散歩していた時、以前まで空き地だった場所に本屋が出来ていた。 そして店番の少女に手を引かれ、中に入ると……。

島根県松江市をモデルとした架空の街・松映（まつばえ）。この街の読書家が噂する幻の古書店・泥蓮洞（でいれんどう）を巡る掌編幻想譚。KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャン…

　本屋の息子の圭一は、大学２年生。 　ある日、店主の父が雪透かしでぎっくり腰を発症してしまい、急遽店番をする事に。 　店を継ぐかどうか正直迷っている圭一の目から見た、街の本屋とは…

人間は人生を終えるとき、卒業文集、自分の人生を一万字でまとめなければならない。 　脱落するもの、合格するもの様々である。さあ、どうする。