「青春 ゲーム」を含む小説

お盆休み、道子は中学時代の恩師のお墓参りに来ていた。 そこで道子が思い出すのは、あの夏の記憶。 道子が中学三年生になる年の記憶だった。　 ◯ 記念すべき初めて書いた小説。描写不…

家出をする一平、深夜の歩道橋でスマホが振動する。着信を知らせる画面には、ルームメイトのリリコの名前が。「僕が家出をしたって、心配して電話をくれるような人じゃないのに･･･」救急車…

日本のある地方――全国一の巨大湖と共生する人々は、滑りの良い木枠の中で「おはじき」のように駒を指で弾き、くり抜かれた四隅の穴に入れるゲームを愛好していた。 『カロム』。遠い昔に…

小学校三年の夏休み、僕と昴はゲームセンターでいつものように格ゲーで遊んでいた。 いつものように僕がコンボキャラ、昴が投げキャラを使い、いつものように僕が負け、いつものように昴に馬…

幼馴染のキヨトとタケトは、いまやゲーム実況界では知らない者のいない有名配信者。そんな二人が、あの夏を懐かしむ。 ※この物語はフィクションですが、作者がゲーム実況をリスペクトして…

タカさんの秘密を暴くことで、ルームシェア生活を壊してしまったと後悔する一平。目の前の男に懺悔（ざんげ）を始めるが･･･。大学の親友ではなく「好きです」と胸を張って伝えられる相手だ…

ローグライクゲームって面白いよねって話です。 久しぶりに小説を書きましたが、1発書きにしては良いものができたかと思ってます。

中学校で教鞭をとる秋田葉太には、人には言えない秘密の趣味があった。 休日を近所の公園で過ごしていた彼の前に現れたのは、跳ねっ返りの教え子・春川桜子。 その偶然の出会いに、葉太は…

停電の夜に感じた違和感。鏡に映ったという短髪ひげの幽霊の正体に気が付いた一平は、皆に打ち明ける機会をうかがっていた。ある日起こった些細な事件をきっかけに、一平はついに意を決するが…

芋（一点から動かない）砂（スナイパー）。 ＦＰＳゲーム内の俗語でそう揶揄される拗らせ主人公がちょっぴり青春する物語。

日曜の夜、残り少ない休日の時間を惜しむように夜更かしをする五人。異国から届いた「虹の絵葉書」に、ルームシェアのボスであるタカの故郷の記憶が蘇る。しかし、呼び覚まされたものは、それ…

「ねえねえ、斗真くんも打ちあげ行こうよ～♡」 「ごめん、大事な用事（ゲームの限定イベ）あるから」 いま思うと、そんな何気ないやりとりがすべての始まりだった。 自分はただ、大して…

　主人公は都内の公立高校で灰色の高校生活を送っていて、且つ帰宅部で背丈は高いものの太っているという残念要素を持っている、特筆すべき点が何もない高校生の田代（たしろ）　大雅（たいが…

季節外れの夕立。新宿三丁目のコーヒーショップの軒下で雨宿りする一平の元に、ルームシェアのボス、タカが駆け込んで来る。波のように押し寄せては引き返す雨音の中、二人の出会いの記憶が蘇…

夏休み真っ只中の高校二年生の俺は、暗い部屋の中で大きな苦悩を抱えながらゲームをしていた。 そこに一本の電話が入ってきてーー

VRMMORPG、アナザー・ソサエティー・オンラインは進化するVRゲームとして幕を開けた。 AIが管理、開発、運用の全てを担い、圧倒的な自由度と拡張性。 もう一つの現実をここに！…

　柳奏音、１６歳。 　死　ん　じ　ゃ　い　ま　し　た　！ 　てへー。死んじゃったぜー。もともと体弱かったからねー。しゃーなしですわー。 　でもでもでもでも、それがどうやら神様の手…

現実とはゲーム。

ルームシェアをする５人のボス、タカが新宿二丁目で営むゲイバー「ちむどんどん」の周年パーティーの夜。タカの旧友も訪れ、お祭りのように楽しい時間は過ぎて行くが･･･旧友の口から漏れた…

宿題は終わった。ゲーム三昧のスタートだ。と思っていた少年、夏目修は望みを絶たれていた。理由は単純明快。エアコンの故障だった。 壊れたエアコンと共に夏の暑さと戦うのは困難を極めた。…