「本屋 本」を含む小説

高い城郭に囲まれた遊郭都市。 本を自由に出し入れする能力を持つタロと、遊女たちの物語。 各話は独立したエピソードとした短編集にする予定です。 「第1回 #匿名短編コンテスト・…

大学から遠く離れた極寒の地に立つ聖ゲオルギー寮。 そこはあまりに長く深いため、寮生からはダンジョン寮と呼ばれている。 そこに住むミノタウロスのアリステは、図書館司書に「未返却の資…

本屋で働く本が大好きな、藤原琴音（二十二歳） ずっと憧れている人はいつも本を買いに来てくれる落ち着いた雰囲気を持つ、黒崎怜司。 人見知りが激しくて、恋愛経験もない琴音が怜司の…

『ここには、人の生涯を記した本を置いている。この世に生まれ落ち、そして永遠の眠りにつくその瞬間までを、な』 奇妙な本と、 １人の詐欺師と、１人の少女。 ２人の幸福とは…… …

「#僕の私の都市伝説」参加作品です。 私が棲んでいた大きな団地。 ふと立ち寄った本屋で偶然手に取った都市伝説の本に、自分の住む団地が載っていた。 そこに書かれていたのは、人が消…

本屋でアルバイトをする女子高生。いつも同じ作家の本を買っていく客が何故か気になる。ただそれだけ。

ここはイギリス、ロンドン。 14歳の誕生日のその日、エマ・マーティンは街で奇妙な本屋を見つける。 本屋で出迎えてくれたのはなんと黒猫に化けた中年男性だった。 そこから次々と生ま…

太宰治の小説を愛読する彼女。 と、俺の話。 本屋から珈琲店へ向かうひととき。 珍しく明るいものが書けました。 本を読み始める前に、最後の方をぱらぱらぱらって見ちゃうのは私の癖で…

戦争の序曲。 とある都会でも田舎でも無い、一流でも三流でも無い大学に通う女子大生・舞塚美月。 彼女はセドリで生計を立てるそれなりの苦学生。 彼女は魔術書専門のセドリである。 キ…

異世界に通ずる本屋《異世界書房》に出会い、本に関心を持ち始めたエリカ。 文豪達が遺した素敵な文庫本達を知りながら、エリカは本は人との繋がりを強く持つ事を知っていく... 彼ら…

家電量販店で働いていた主人公だが、ある日の帰り道不思議な光を放つドアを見つける。 好奇心からそのドアに触れると不思議な声が聞こえて、気がつくと人の記憶を本にする不思議な本屋、『記…

都市伝説の１つに、《彩雲堂》という本屋の話があるらしい。 その本屋には、ひとりの黒髪の少女が働いていて、その本屋で一度本を購入すると、二度と《彩雲堂》を見つけることはできないらし…

カフェと本、ちわわブックスには、なぜか悩みや困難を抱えた人が訪れる。店主のちわわおばあちゃんともと万引き少年のリーがともに人びとの悩みを解決していく。本の紹介もあります。連作短編…

☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆ 何の運命のいたずらか、本作が第五回ネット小説大賞のグランプリを受賞し、宝島社…

小さな本屋での出会いから始まる物語です

サクヤ、二十三歳、男性。彼は今日も仕事帰りに図書館へと通う。図書館通いは彼の長年の日課となっていた。ただ一つの本を読む為に。その本の題名は〝３９（サーティーナイン）〟。 著者名…

失業中のおばさんの影響で、本を手作りするのにハマった小学生の千秋。 自作の本を並べて本屋さんごっこをしていると、ある時不思議な女の子がお客としてやってくるのだった。 クマのパ…

雨宿りのためにお邪魔した店は、『訳あり』の本ばかりを扱うちょっと変わった本屋だった。 何気なく本を立ち読みしていた少年は、外で起きた騒ぎの声に呼び寄せられるように店の外に出る。そ…

貸本屋の娘の青は、お宮様と花ちゃんと貸本を作ることになった。 でも、なかなかうまくいかなくて……。

　――すべての本好きと、本を愛する人々に捧ぐ。 　 　――この星夜の魔法がかかり、永遠に解けませんように。