「藤」を含む小説

ある日の放課後、昇降口から通り雨を見上げていた旭日の元に、差し出されたのは淡藤色の折り畳み傘だった――。 香鳴裕人様の企画「同題異話SR -June-」参加作品です。 企画ペー…

自宅に引きこもり不登校となった卉原美月(くさばらみづき)は、中学2年生となる春から、塔里郷(とうりざと)中学校に併設された登校支援クラスに通うこととなる。 そこで出会ったのは、超…

高校を卒業した桐藤　彰人（きりとう　あきと）は友人有馬　亮平（ありま　りょうへい）の誘いによって比子島のIRリゾート「蒼天楼」に迷い込む。そこで九死に一生を得た桐藤は、苛烈な賭博…

　高校生小説家・信藤語が憧れていた同窓生・義堂真実が自殺した。クラスを統率し、目立たぬ自分にも気を掛けてくれていた優しい彼女が何故……。しかし、葬儀の場で想像もしなかった彼女の姿…

務武と安里は、小学生の頃からの幼なじみだった。二人の絆をより一層深めたのは、小さな商店で買うサイダー。暑い日も寒い日も、祝い事がある度にサイダーを買って乾杯を交わした。月日が流れ…

【2020年6月19日（金）ファンタジア文庫より発売！】 高校進学を機に、『かりん荘』というアパートで一人暮らしをすることになった僕・晋藤要。 そんなかりん荘はムチムチお姉さん…

　主人公シャルロッテ・ドレミンはロシアと日本のハーフの高校一年生。 　彼女が入学する藤翆(とうすい)高校。 　婿養子の娘でハーフの為、昔から日本離れした名前にコンプレックスと不…

源氏物語の翻訳です。自分なりに意訳を交え、平安時代の方には言わずもがなのことで分かりきったことだっただろうけれど、現代人には分からない(貴族に仕える貴族は役職をもらうため必死だっ…

ある日、藤意　神酒（くらい　みき）かベットに入り目を閉じる、、、とそこはなんと夢の中だった。 そこから”心と”心”の静かな戦いが始まる

漢文学を学ぶ大学生の掲藤人は、旅行先の敦煌で「本物」の夜光杯を買った。 その夜光杯が引き起こした厄介事とは──。

あらすじ：友人の戦場カメラマン藤石英は紛争地域を取材中、行方不明になる。彼の消息を知るイギリス人が見せてくれた写真には、生前の父が追い続けていた幻の白い花が写っていた。(１６年前…

男子高校生、吹藤智久はいじめられっ子。いじめに耐えられずに何度も自殺を図ろうとしたが、恐怖で実行できず、苦しみに耐える毎日を送っていた。 そんな時、智久の元に殺し屋が現れる。 「…

登場人物↓ 立川愛乃(たちかわあの)　柚野原中学校に通う14歳。３年C組。いつも考え事をしている。 深井蒼空太(ふかいそらた)　優しいお調子者。３年C組。 伊藤和(いとうなごみ)…

若き日の木下藤吉郎は謎の侍に出会い、「男として大切なもの」を捨てても天下を望むと言い切った。 藤吉郎は秀吉となり信長の姪を娶るが、なかなか子供はできなかった。 しかしそのうち、秀…

【登場人物】 私…藤明。 【あらすじ】 改め、始めたキッカケ。 2週間休業になった為。 支部再開とカクヨム新規登録した次第です。

およそ1万3000年前、隕石が落ちたその日、魔法が世界を支配し始めた。 魔法の街に住む大学生、若宮廉は幼馴染の藤咲春乃と高校時代の仲間たちと共に『魔法の真相』を追う研究をしていた…

雪をかき分け、しゃにむに逃げる女は子を孕んでいた。 産まれた女の子は、やがて美しい少女に成長するが、同時に、ある宿命も背負っていた。 少女に迫る黒い魔の手。 少女の親しい人は次…

左門之助は、鳥越の埋め立て地でみずから墓穴を掘った。 穴の前で腹を斬るところを、東洲斎に絵にしてもらい、穴に埋めてもらう約束をしたのだ。 もうひとつの約束は、そのハラキリの絵を、…

花言葉 ネリネ　また会う日を楽しみに 白の菫　無邪気な恋 藤　決して離れない