殺せない屋（仮）

男子高校生、吹藤智久はいじめられっ子。いじめに耐えられずに何度も自殺を図ろうとしたが、恐怖で実行できず、苦しみに耐える毎日を送っていた。
そんな時、智久の元に殺し屋が現れる。
「これで死ねる……！」と心の底から安心したのも束の間、なんとその殺し屋は殺そうとすると一人で勝手に自滅する通称『殺せない屋』だった。さらに職業として殺し屋をやっているのに全然殺せていないせいで収入はゼロ。住んでた家から家賃払えず追い出され、少ない食費でなんとか命を紡ぐホームレス生活の毎日を送っていた。
「あなたは殺されることを望んでいる。私はあなたの望みを叶えるために力の限りを尽くす。だから、あなたを殺すまで私をここに泊めるというのはどうでしょう！」
いじめられっ子の男子高校生と殺し屋なのに殺せないJC（もどき）が織り成す物語が今、幕を開ける！