概要
源氏物語の翻訳です。自分なりに意訳を交え、平安時代の方には言わずもがなのことで分かりきったことだっただろうけれど、現代人には分からない(貴族に仕える貴族は役職をもらうため必死だったとか)を足しました。
山ほど同じものは出ておりますし、平安文学が好きなだけで専門家というわけでもありません。しかしなぜか書かずにいられなかったので、翻訳した分だけ、投稿いたします。
なるべく原本通りに訳していて思ったのですが、巻の長さが話によってずいぶん違います。紫式部の事情によるものなのかもしれません。もちろん原作の面白さが減るものではないのですが、光源氏が初めて藤壺と契った時、夕顔と初めて契った時、朧月夜と再会後また逢ったのか、玉葛と黒髭の最初の逢瀬、などなど、なければないで想像がかきたてられて面白く、でも読
山ほど同じものは出ておりますし、平安文学が好きなだけで専門家というわけでもありません。しかしなぜか書かずにいられなかったので、翻訳した分だけ、投稿いたします。
なるべく原本通りに訳していて思ったのですが、巻の長さが話によってずいぶん違います。紫式部の事情によるものなのかもしれません。もちろん原作の面白さが減るものではないのですが、光源氏が初めて藤壺と契った時、夕顔と初めて契った時、朧月夜と再会後また逢ったのか、玉葛と黒髭の最初の逢瀬、などなど、なければないで想像がかきたてられて面白く、でも読
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!世界最古の長編小説 日本人なら中身も知って!
日本人なら誰でも知ってる、最古のプレイボーイ!だけど、それにはマリアナ海溝よりも深~いわけがあるのです。幼少での母との死別、その面影を・・・・・・・つづきは中身で。
源氏物語は、一人の男の人生が描かれた大河ドラマです。1200年もの昔に、時には太陽に照らされ、時には暴風雨に立ち向かい、思慮遠謀で立ち向かう男のドラマを書いた、紫式部さんに脱帽です。
筋立て、キャラ作り、その人の背負う物・・・物書きを目指す方、読み専の方、必ず得るものがあるはずです。
この源氏物語は、平安時代の知識も必要なく、誰にもわかりやすく書けています。書店で分厚い本なんて買うより、読み易いですよ。
誰でも題名だけ…続きを読む