「彼女に 僕は」を含む小説

全てを失くした灰色の日々の中で少年が拾った、ボロ切れにくるまった美少女。その日から彼と彼女の不思議なおとぎ話が始まる。 落ちもの系の純愛もんになっています。宜しくお願いします。特…

バス停まで、あと20分。 今日、告白するとぼくは決めた。 彼女とぼくの60センチを、てのひらまで15センチに縮める。 先輩と後輩の距離から、恋人の距離まで。 今日、必ず。 ぼく…

父さんの研究室の大学院生の静華さんは、なぜか僕の話し相手になってくれて、色々なことを教えてくれる。 そんな彼女の研究は、コンピュータを少しだけ速くすることで。 そんな彼女が好きな…

さわやかグレイトフルフルに恋人を待ってる感じからです。

彼女は白く華奢な手でキツネを作り、こんこんと揺らす。それは僕を呼ぶ彼女の優しい声だった。

世界中が揺れて、空も宇宙も揺れた地震が起きたその日。 僕の部屋の扉の下に高さ十五センチの空間ができていた。 そこからは、僕の部屋そっくり（よく見るとちょっと違う）な部屋が見えて、…

『マーイェセフィド』の番外編を集めたまとめページです。 本編『マーイェセフィド』は別ページです。 https://kakuyomu.jp/works/11773540548822…

真面目で変わった彼女と１度も関わったことのなかった俺がちょっと近づくお話。

派手な金髪に濃すぎる化粧、クラスメイトの川上さんは学校では浮いている存在だった。 ひょんなことから彼女の意外な一面を知ってしまった僕は、ある計画を彼女に持ち掛け――。 これは、僕…

「好きだったなんて、言えないの、わかってるくせに。」 なんの運命も感じない“彼女”と“僕”の出会い。恋愛なんて軽々と言える関係になれたら、どんなに楽だったんだろう。 2人の若い男…

お題企画にごたんに投稿した作品です。 お題は、ハック＆スラッシュ、なにもしてないのに壊れた、一夜限りの夢だとしてもです。

主要登場人物 槙野　結城（まきの　ゆうき）17歳　高校二年生 『空っぽ』の自身を疎い、嫌い、憎んだ末自殺を試みる。だが、オルレアに命を救われ失敗。以後は親元を離れ、オルレアの元…

彼女にフラれた僕は一人で動物園に来て、ペンギンを眺めていた。 小説家になろうにも掲載しています。

ある日、僕は不思議な少女に出会った。 願いを叶えてくれると言う彼女のおかげで、クラスの才女『 高科みずき 』と意外なスキンシップが出来たのはいいが、信じられない異世界へ連れて行か…

僕にだけ懐く彼女が見る夢を守って叶えてやれるのは僕しかいない。終わりのない愛は、始まりが無いことで実現できる……そうなんだろう？

毎朝、僕は彼女に手を振り返す。 とある男の、とある人生のひとコマを。 テーマは飽くまでも愛。 遺してゆく者と、遺される者、それぞれの愛の形を。 「小説家になろう」にも掲載し…

その日、人類は唐突に、突然に、急に、いつの間にか、なんの前触れもなく、絶滅した。 いや、正確に“途絶えて”はいない。パンデミックか、人工的要因か、或いは神の悪戯か、はたまた漫画的…

僕は黄昏時、マンションのベランダで煙草を吸っていた。すると、すぐ真下の歩道で誰かが僕に声を掛けてくる。「若いうちから煙草なんか吸ってたら、まずいわよ？」僕と彼女が最後に交わした大…

　春夏秋冬を、僕たちは共に過ごす。 　 　その度に僕は、君に嘘を吐く。 　そうしないと、僕は耐えられないから。 　 　そうしないと、君がどこかへ消えてしまいそうだから――