「ずんどこ」を含む小説

どこかの小さな書店にて。 穏やかな時間の中にはこんな物語があるかもしれない。

どこにでもある、ありふれた本屋の日常風景

せっかく「本屋」というお題なので今日は本屋にまつわる一冊の本をご紹介しようと思う。 その物語は、少年が一冊の本を不思議な本屋で手にするところからはじまる。 その物語が描くように、…

KAC2023参加。お題「本屋」

あの頃、友野詳ってラノベ作家、勢いありましたよね？ ……なのにれいのコラムのリストから、落ちちゃってるみたいなんですけど……。 『高飛びレイク』シリーズ、『魔獣戦士ルナ・ヴァ…

古ぼけたトラックの扉を開けると、両面にぎっしりと並ぶ本、本、本…… 階段を登って足を踏み入れれば、紙やインク、文字と意味、祈りや願いの匂いに包まれる。試しに一冊の本を手に取るけれ…

どこかにある謎の店。 ほとんど動かない謎の店主。 私の目当ては、その店の本棚。 だから私にとって、その店は本屋なのだ。

　人は眠りにつくと、良くも悪くも夢を見る。 その夢を喰らう者、『夢喰い』は喰らった夢を本にし、集めて人の意識の狭間で本屋を開いた。 どこかの誰かが見た夢をもとに書かれた本を読め、…

KAC20231『本屋』参加作品です。 出口のない悪夢に迷いこんだ僕に謎の男はこういった。 「この書店のどこかにいる白鳥を探しなさい。そうすればここから出られるでしょう」

　娘の就職が決まったんやけど、儂は本屋が大っ嫌いやねん！ 　ここはどこ？　儂は誰？ ※ KAC20231参加作品。777文字ぴったりどすえ。

　ぬるい風が墓場の方から吹いてきたように、足元をするすると通り抜けていった。どこまでも続く長い道は、眩い光を浴びて、幻のようにぼんやりと白く光って見えた。どこへ行くとも当てがある…

彼は魔王軍で働くどこにでもいるオークの一人。部隊の隊長である彼は今日も暴れん坊な部下たちを率いて人間たちと戦います。真面目だけが取り柄の彼でしたが、他のオークとは違うある秘密があ…

「出席番号36番。四月一日です。所属は家庭部。趣味は筋トレ。前にいた世界では、魔王討伐のために勇者たちと旅をしていました。できればこちらの世界でも悪を滅ぼしたいと思っています。よ…

　…KAC20231お題「本屋」… 　ここは本の国――、世界最大かつ世界唯一の大図書館がある。 　置かれている本は国の外に持ち出すことは不可。 　併設されたホテル、もしくは敷地…

初めての書籍化。気分を上げて本屋に売れ行きを見に行くと。 現実は辛いね。KAC20231参加しています。短編。 ふくノベルにも投稿しました

タクミ！ 本屋に行くぞ！ ――この辺だとどこにあるか知ってるの？ 今から調べる！

KAC用短編お題「本屋」 知っている本屋が潰れてしまった。 昔は点在していた小さな古本屋はどこに行った？ 私も電子書籍に移行したけど、本屋を巡る楽しみは特別なものでした。 け…

依頼人・酒入渚の古い記憶をもとに、文芸部は街のどこかに現れたという竜の秘密を探ることになる。郷土史に詳しい楠原律を頼ろうとする皐月に、彼女を敵視する琉夏は真っ向から反発して――。…

孤高の女騎士『ユリア』。 　ゲーム『ブレイブロード・ストーリー』において物理系ステータス、特に防御力に秀でた強キャラだが、その反面、魔法系ステータスである知力が致命的に低く、ユー…