概要
魔王とか勇者とか、そういうのはいません......よね?
「出席番号36番。四月一日です。所属は家庭部。趣味は筋トレ。前にいた世界では、魔王討伐のために勇者たちと旅をしていました。できればこちらの世界でも悪を滅ぼしたいと思っています。よろしくお願いします」
ここは魔法あふれるファンタジーの世界。ではなく科学あふれるただの日本だ。魔王とか勇者とかいない。しかしおかしな自己紹介をぶちかました彼はふざけるでもなく、ただただ真面目に、まっすぐと前だけを見つめていた。いやどこ見てるんだよ。
これは、そんな四月一日くんと過ごす高校生活。最後の一年のお話である。
(この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも掲載しています)
ここは魔法あふれるファンタジーの世界。ではなく科学あふれるただの日本だ。魔王とか勇者とかいない。しかしおかしな自己紹介をぶちかました彼はふざけるでもなく、ただただ真面目に、まっすぐと前だけを見つめていた。いやどこ見てるんだよ。
これは、そんな四月一日くんと過ごす高校生活。最後の一年のお話である。
(この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも掲載しています)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!厨二病(?)系男子高校生、四月一日くん
高校三年生の春、隣の席になった四月一日くんは「前にいた世界では、魔王討伐のために勇者たちと旅をしていました」などという変人厨二病患者(?)だった。
四月一日くんによると私はヒーラーらしい。いや、ヒーラーって何?
まあ、そういうわけで無事四月一日くんたちとの交流を深めていく私。卒業が近づいてくるにつれ、四月一日くんの『前世』が明かされていく。
四月一日くんとの青春(?)覗いてみませんか?
・この小説の素敵な工夫
この小説にはほかの作品にはない(少なくとも僕は見たことがない)工夫があります。更新日時と、話のタイトルの時刻を見てみてください。
・追記
四月一日くんは「しがつついたち」ではな…続きを読む