「主従 短編」を含む小説

この物語単体で楽しめます。 長編『執事カミロ・レヴァンテの決断』に登場する人物の目線から、物語の雰囲気や主人公たちについておおまかに語られています。 執事カミロ・レヴァンテの決…

バレンタインが近づく中、メイドの理亜は、雇い主であり恋人でもある「主人」に贈るチョコレート選びに頭を悩ませていた。 美食家である彼に下手なものは贈れない。失敗しないよう、既製品の…

あやかしと駆け落ちしたいお姫様と、そんなお姫様に片想いしている従者の話。 一万三千字程度の短編ですので、もしよろしければ。 平安和風ファンタジー主従ものです。 今回は狐です。

こちら↓↓の補足とか番外編とか書いてみたかった話を集めたものです。 なお一人称は隊長以外の視点です。 https://kakuyomu.jp/works/168167004276…

「私の本当の姿を、受け入れてくれるの？」 　2024年、東京大学の歴史学者・原川誠は突然の死を迎える。目覚めた先は、1905年のパリ。そして彼の意識は、伝説の踊り子マタ・ハリの…

貴女様の時間は、この手から簡単にこぼれ落ちてしまうほどに短い。 永遠の時間を生きる私は、貴女様に全てを捧げたいのです。 どうか、この私にご命令を。この私と魂の繋がりを。 世界の…

　とあるところ、魔筆《マギアクイル》と呼ばれる魔法の羽ペンが使われる世界。 　10歳になると渡される魔筆だが、孤児院育ちのレオは15歳になっても一向に使いこなせなかった。 　偉大…

エリートサラリーマンの高山孝一に唯一命令出来るのは妻の莉愛良だ。 ある日、孝一は莉愛良から「死んでほしい」と命令される。 その理由を知った時、孝一は……。 ＊この作品はフィクシ…

その年は、いつもと違う年だった。 村外れにある桜の大木が、とうとう花をつけないまま迎えた春。 村にたった一つの学校に、転校生がやって来た。 清志郎と名乗るその転校生は、山奥の小さ…

黒田満は、冴えない見た目と学校生活、更には理不尽なイジメから、ネットで検索した、いわく付きの死神神社を訪れた。拝殿で、祈りを捧げたと同時に現れた、黒装束に大きな鎌を持った死神のタ…

同級生から、いじめを受けている真実（まみ）は、そんな学校生活の日々に耐えられず10年ぶりにあるお願いごとを鏡に向かってするが……。

木曽義仲と巴御前の最後の別れとされる 『粟津の戦い』 このお話やその後。 2人はどんな感情で生き抜き、背中を預け続けたのか、その部分を自分なりに想像して綴ってみました。資料…

魔王という脅威が去って幾星霜。記念する祭りだけが今も盛大に開かれているその日。近隣の村で雑貨店の手伝いをしているノーラは、待ちに待った祭りを友人たちと共に楽しんでいた。苦しくはな…

貴族の家に生まれ育ち、士官学校へ進んだジャック。 同期と共に、卒業前最後の実施訓練時へ向かった先で、予定外の事態が起こる。 ※本作品は、長編作品「リンデル王室史話」の「幕間　ジャ…

満月の夜、ルキウス・ヴェルメイア辺境伯は居城の薔薇園にいた。ただ一つの秘密を守るために。 だが、それを使用人のエリオットに目撃されてしまった。 ――「まだまだ体には魔力が残っ…

令息令嬢の遊び相手、兼、監視役、兼、毒味要員、兼、エトセトラを担う「紅茶係」と、華麗なお嬢様の話。

戦争が終わって数年。 ある辺境の屋敷に住む【英雄】と呼ばれた男は、執事と穏やかに冬を越そうとしていた。 ※こちらはいつか連載しようと思っているものから切り取ったものです。

松川まりあは聖女に転生した！ 人生バラ色！ イージーモード！ そう思っていた。 転生がバレるまでは……＼(^o^)／

私は長年、コーバット様に仕えてきたメイドです。 今日は、私にとって大切な日。 最後に主人に送る手紙を書きます。 いまさらメイドから主人に手紙を送るなんて、なんだか気恥ずかしい気…

常陸守であった父と共に帰京したばかりの少女・紅梅は都に名高い藤原の姫君・藤原詢子に仕え始める。 人並み外れた美貌の持主である詢子のもとには数多の公達が言寄るものの、みな冷たく跳ね…