「ご当地小説」を含む小説

【ゆる～く書いてく。素人ホラー作家と霊感がある友人の会話】 　街あるきを趣味とする紫桃（しとう）は、東京のあちこちへ出かけては散策し、写真を撮ることを休日の楽しみとしている。 …

妻が悲鳴をあげた。 居間の畳に蟻の行列ができているらしい。 駆除剤を買いに行くと言い張る妻を必死になだめる。 私は蟻が大好きだからだ。

坂本龍馬の史跡を巡るべく、長崎一人旅にやってきた私。そこで出会ったのは、なんと本物の坂本龍馬！の、幽霊だった！ 推しと巡る聖地。けれど楽しい時間は永遠には続かない。この珍道中、…

千葉県佐倉市に暮らす高校生の柚姫には幼馴染の海が居た｡ 平穏な日々が続いていたある日異変が起こった｡ 何が起こったのだろうか…？

天橋立、安芸宮島、陸前松島の三箇所を、鮎彦と稲子の年の差カップル二人が（喧嘩もしつつ）楽しくデートします。公式自主企画「ご当地小説大募集！」参加作品です。ちなみに作者は三箇所とも…

高取高菜はゲーム会社に勤務する社会人だ。 高校卒業から十年、社会に出て六年。 それなりに仕事で実績を出した彼女に人生の転機が訪れる。 自分のこれからに悩む彼女が思い立ったのは、…

月餅殿商店路の一角にひっそりと佇む【BAR古都奈良】。 『人』の姿をした彼らが集うのは嘘か真か怪しい噂話や静かに寛ぐ時間を楽しむため。旅の途中に立ち寄った琥珀と蜜玻を迎えたのは…

同性パートナーと京都で暮らす詩織は、十年前に飛び出した地元・東京武蔵野へ戻ってきた。 舞妓/芸妓として華々しい道を歩む彼女に促され、母との関係修復を目指すが、足取りは重い。 そん…

東京本社から３年の予定で札幌営業部に異動してきた３１歳の鳴（めい）は、着任して１年後の春、３歳下の後輩の紗雪（さゆき）から突然告白される。 しかし鳴には東京に結婚の約束をした彼が…

松本律は、大学に通うために千葉県で一人暮らしをはじめた。 しかし、大学はあいにく閉鎖。友だちもできず、実家にも帰れず、孤独な毎日を過ごしていた。 そんな時、律はSNSを通じて「綾…

　これは、今より少しだけ未来の物語……。 　久しぶりに京都を訪れた私は、円山公園の桜を見に行った。あれから色々あったが、ここの桜は、昔のままの美しさだ。まるで時が止まったみたい…

　もしかすると、あれは幻だったのだろうか。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

2021年4月1日、突如として佐賀県が、『肥前さが国』として独立した。 そしてその裏では地球外生命体、ゾン・ヴィラン・ド・サ・ガ星人の陰謀が蠢いていた。 この事態に対し日本中の…

なんか佐賀県が独立して、宇宙人が暗躍しているらしい。 このよく分からない事態に、日本各地は大混乱。しかしその中で、千葉県は長年秘めていたある野望を実行に移そうとしていた。 全…

この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。第7回のテーマは、5000字以内「時代物・ハッピーエンド・『おまじない』を登…

クラスメートの川内遥が気になっている神崎孝明。 ある日、彼女に園芸部に誘われて入部することに。 けれど彼女にはなにやら秘密があるようで……？ 四人の高校生の、青春と恋愛の物語。…

深水の嫁ぎ先は、とんでもなくワイルドで毒舌ばあちゃんが育てた一族だった。 群馬を舞台に繰り広げられる、パワフル一族の一コマ。

奈良県、戸岩谷。 今から四百年以上も前、この地で剣豪・柳生宗厳が山籠もりをしたという伝説がある。 巨石の転がる戸岩谷に籠る柳生宗厳。 彼はそこで、一人の天狗と戦った。

改札を出てすぐのバスロータリーに、ドラえもんの銅像が建っている。 ２０１１年、川崎市の多摩区に藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムが建てられた。 それ以来、ドラえもんを始めとする藤子Ｆ…

　二ヶ領用水の、桜の木の下。 　彼女はいつも、かにぱんを食べていた。 　パンを小さくちぎっては、パンくずを川面に落とす。鯉が群がって、彼女の落としたパンくずを食べていた。 　鯉に…