小さな歩幅、大きな歩幅、人によって人生という道を歩くペースはそれぞれです。
日々に感動を無くして、何気なく送っている人もいるでしょう。
ですが、この作品は一日一日が大切である。振り返る思い出がたくさんできるということはとても幸せなことであるということを教えてくれます。
主人公の律くんはコロナ禍で折角進学した大学にも通えず、孤独な日々を送り。その中で出会えたのが綾さんという存在でした。
2人を見ていると一緒に歩くってこういうことなのかと、じんわりと伝わってきます。
読みやすいですけれど、深く深く心に残してくれる作品じゃないかと思います。
ぜひ読んでみてください!
主に律くんと綾さんで進行して行く物語です。
二人の気持ちの揺れを描いた恋愛ものでもあり、現代ドラマの悩みを抱えたものでもあります。
律くんは、好青年といった感じですが、少々綾さんに追いついていない感じもみられました。
綾さんは、お姉さんなだけではなく、心も広く、配慮も先回りです。
けれども、彼女はとても辛いことを抱えていて、それと向き合えたり、向き合えなかったりしている所に共感を覚えました。
短編の中に様々な要素が含まれております。
問題提起さえも感じられました。
とろけるような恋でもない、しっかりとした恋を知ることでしょう。
是非、ご一読ください。
大学に進学するため親元を離れた主人公。
でもパンデミックのせいで大学には通えず、実家からは帰ってきてほしくなさそうな事を言われ……主人公は孤独な状況に。
そんなある日、主人公は思い切ってSNSで友だちになってくれる人を募集し、とある女性と知り合いになることになって……
SNSを使っての出会いなので、最初は危険かもってドキドキ。
でもどんどんお互いを知り合って、二人の心の距離が近づいていく過程にほっこりハートフルな気持ちになれました☆
カワイイ、キレイ、カッコイイだから好きを超えてもう一歩踏み込んだ、お互いがお互いを支え合うような恋愛物語を読みたい方にオススメです!