「お前は誰だ」を含む小説

夏休みに俺はじーちゃんと一緒に荒れ果てた竹林の手入れの手伝いに来ていた。 暑くてしかたないので、一息つこうとした瞬間、一つの竹が妙に光っていた。 じーちゃんと一緒に鎌で竹を切ると…

私は時々タイムリープする。 私の隣に住む先輩はとても優しく明るい。 引っ込み思案の私の憧れの人物だ。 僕はある隣人が怖い。 多分隣人は……狂人だ。 道化師の悪魔は私の日常を壊…

〈鯨〉と〈躑躅姫〉と呼ばれる二神が町の半分ずつを支配する地方都市・いやおい。須賀山のガイコツ池の底は、〈世界樹のうろ〉につながっており、町では昔から不思議な出来事が起こる。大学生…

最近私の身に起きていることを創作を加えて小説にしました。 ポポルは本当に私の頭の中で今も喋り続け「小説なんて書く能力あるのかよ」と笑いながらオレンジジュース飲んでます。 だか…

◼️あらすじ この町には『Nobody's fault』と呼ばれる真実を写し出す鏡が存在し、その鏡を見た者は願いが叶うと言われている。今日も誰かが鏡を覗きこむ。 お前は誰だ？ …

その男はハリー彗星に恋をしていた。 だが、恋情とは反比例して体は衰え、今ではベッドの上で横たえながら、愛しき星をまぶたの裏に想い描くことしかままならない。 そこへ届いた兄の声。「…

親しい関係にある教師と教え子の男の娘が一緒に昼食をとりながら、課題について話し合う短編。 男の娘は他の先生から「週末の間に自分が自分だと思えるものを発表してください」と課題を出…

これは、こことは全く別の宇宙の物語。一年前、やんちゃ少年ソモルは、ラオンという少女と出会い、旅をした。３日間だけ、二人だけの逃避行。俺はきっと、あの時アイツに恋をした……。けれど…

第３回お題「Ｕターン」 望まれて嫁いだはずが…… 　「お前は誰だっ！とっとと出て行け！」 追い返され、家にＵターンすると見知らぬ娘が自分になっていました。どうやら、魔法か何かを…

練習用にしていた連作短編を若干修正して、賞レースに応募してみることにしました。何卒よろしくお願いいたします。 --- おさめられた箱の中で、上の方を目指すことを是とされるのに、箱…

高校２年生の夏。まさに高嶺の花と呼ばれる少女が部室で自殺をした。 首を吊った彼女の傍には【お前のせいだ】と書かれた紙が──────… ねえ、お前って誰のこと？ あなたに犯人…

夜中の２時に鏡の前に向かって『お前は誰だ？』と９９回話しかけると、鏡の中の自分がひとりでに喋り始めるという。麻里亜のクラスでもそれはウワサとなっており、何人もの生徒たちがそれを試…

BLではないですが同性愛を取り扱っています。 入学早々に自己紹介で同性愛をカミングアウトした平井君を受け持った宮田先生の視点で進む話です。 少しずつ更新していきます。至らない点…

人気作家を夢見る彼は、春だというのに花見もせず、魔法少女ものの小説の執筆に精を出していた。 物語は329話まできて、いよいよクライマックス。 最後にして最強の敵と戦う怒涛の最終回…

色んな感情に心揺さぶる、ドラマティックラブコメディ。 ある日、姉を亡くした貴大。母を亡くした紗月。 貴大は紗月を引き取り共に生活を送ることになる。 まだ社会人二年目の貴大にとっ…

売られた喧嘩は買わないが、出されたお題に黙っちゃいられない。 カクヨム３周年記念選手権参加作品、第４弾。 紙とペンと○○ ○○は敢えて○○。これがワードです。

最終バスに乗り遅れてしまった……。 俺の人生後悔ばかりだ。 とりあえずバス停で夜を明かすか。 中に既に一人居る ……出られない？閉じ込められた？どうなっている？ お前は誰だ？何を…

退屈だった春休み、俺はネット上の友人であるナツメさんと、オフで逢う約束をした。 ナツメさんとはとても仲がよくて、逢えるのが楽しみで、最高の日々が待っているのは確実だった。 ――…

「ワンダープラネット　やんごとなき姫君と彷徨える星の物語」 という、カクヨム電子書籍でも発売中のエンターテイメントファンタジー小説のパラレル続編です。 本編とは、完全に独立した物…

まぁ何やかんやあったものの、吾輩は先生――元勇者アウロラことイルヴァ・ビョルクルンドを娶ることとなった。 結局、吾輩の名をすべて読み上げるのに1ヶ月半かかってしまったものの、式…