「草」を含む小説

鶴崎和明は自称エッセイスト。 しかし、まともに日記というものを書いたことがない。 それなら日々思ったことと出来事と食べたものでも記しながら、好き放題に書いてやろうとキーボードとい…

むなしさ。

度重なる科学の発展。それはやがて雲という副産物を生み出し、大気汚染によって地球は空の光を失った。 そこで人々は、各主要都市に置かれたAI搭載型空気清浄機に一縷の望みを託して、快適…

　俺こと、大観鋼始郎がメイン視点。毎度おなじみ、二部構成。一部はくろのみ小学校、二部は旧くろのみ町を舞台に、怪異が出没。 　すべては、大観鋼始郎が祖母の照乃（通称ばぁちゃん）と…

「あの世が見える棺に入って、見えたものを教えてください」 　その仕事を境に、探偵・丹村乗は奇怪な出来事に襲われる。依頼人の失踪、記憶の食い違い、連続する悪夢、自らを蝕む狂気。 　…

生き物に寄生するキノコ。 マツタケも然り。そんな感じ。 ハヤシダノリカズ様　三つのお題で物語を作ってみませんか。 https://kakuyomu.jp/user_events…

あらすじ 　地上の再生を目的とした、巨大飛行物体の崩壊。十以上の破片が、それぞれ独自の形になった。 　宙に浮くその島々の一番下。草の島で、少年のように見えるセンタが目覚める。 　…

僕は僕がこのダンジョン最弱だということを知っている。 最弱の僕は他の生き物に寄生して、その生き物の”カワ”を被って生きていく。 ヒトの指先ほどのサイズから始まるキノコの成り上がり…

　18歳の頃の私には、10年間片思いを続けていた男性がいた。 　友人ではない。せいぜいが知人と言える程度の関係性。 　大学に進学し、郷里を離れるにあたり、書き溜めていた彼あてのラ…

新型コロナウイルス、気候変動…不安な時代にあってなお前を向く若い二人のまわりには、いつも武蔵野の風景があった。『第３回角川武蔵野文学賞』応募作品です。 参考記事・URL・文献な…

薬草が出来る条件を知っているだろうか？ 俺はポーション職人だから、もちろん知っている。 普通の草に魔力が染み込むと、低確率で薬草になるのだ。 兄弟子の陰謀で破門にされた俺は、ギル…

ある日　淺草奏真は異世界に行くだけど帰りたくもなる。 最強チートは世界を越えるようです。 1話1話が短いでやんす。 親方すいやせん

一本の草も生えていない町に生まれた花の妖精 フェリモ・・そんなフェリモの自分探しの物語

神子岡透の元に古い知り合いである藤岡宗一郎が亡くなったと、娘である『かほる』から一通の手紙が届いた。そこには脅迫されているので助けて欲しいと書かれていた。神子岡を慕う草介と孤島へ…

　高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、ＳＮＳなどでカリスマ的人…

　気が小さくなんでも不安に感じてしまう細井風花は、ある日同級生で同じ図書委員の北条草介に、彼の家で営まれている喫茶アンティコに誘われる。ここで働く古館ゲンに古い和傘を託される。 …

※1話平均1,000文字で、すぐに読むことができます。お気軽に読んでください。 ※ラブコメ要素がありますが、人が○にます。 【あらすじ】 　神憑武尊《かみつき・たける》は一年…

はじめまして。石草八尋と申します。童話を目指して書きました。 心があたたまりましたら幸いです。

　最近の僕は変なんだ。何かを覚えてもすぐに忘れてしまう。あんまり忘れてしまうから、もう誰とも関わりあたくない。そんな訳で軽い引きこもりになっていると、家の外から呼ぶ声がした。顔を…