「「恋の話」」を含む小説

日村弥美は美少女で親友でブラバンの皆に好かれていて私の好きな人の好きな人で余命があと二ヶ月。 --- いろいろと詰め込んだ結果、迷子になりました。

あの時私は一瞬恋をした。 そして瞬時に砕け散り、その欠片は心の隙間に入り込んだ。 どうしようもない心の闇に咲いていた小さな花。。 過ぎてみればそこにはキラキラした彼の心がちりば…

なんとなく地元の大学出て、なんとなく実家のコンビニを継いだ俺。 社会人一年目、一日だけの夏休み。 いい感じの波の海に遊泳禁止の警報が鳴り響く。 なんとなくじゃないものを求め…

※カクヨム掲載中の『かすみ燃ゆ』の前日談であり、一部に重複表現があります。 東の果て、遥野郷安是の里では、女は恋をすると光る。だが、かすみは十八になっても光らず、〝かすのみ〟扱…

とある男女の、何気ない朝の一コマ。

滅亡寸前な国の王女と騎士が最後の晩餐を食べるお話です。 ※美味しい話＆恋の話 短編小説コンテスト受賞作品。富士見L文庫様から発売中のアンソロジー『飯テロ 真夜中に読めない20人…

ファーストキスしましたか？

目の前に、毎日、気になる人が座っています。 気になるポイントは４つ。 その人が、今の私が生きるためにどうしても欲しいものを、いつもそっと置いておいてくれる。 これに手を出したら、…

夏はいつも、いろんな出会いがある。梅雨明けの夜、公園で拾った忘れ物は彼女を誰の下へ連れて行ったのだろう。

クリスマスイヴからクリスマスにかけてに入ったコンビニの夜勤。 ちょっと後悔していたミナギタイスケであったが、 サンタは彼を見捨ててはいなかった……？ ※十年近く昔に書いたも…

蜂須賀悠斗は高校2年生。顔はまあまあイケメン、両親が海外で仕事しているため実家に一人暮らし、周りに流されやすいが正義感は人一倍持ってるお人良しなくらいでとても平凡な高校生だ。 し…

余命後僅かと宣告された若者の元に、吸血鬼の少女が現れた。 「私の力の糧となれ。お前の血には、それだけの価値がある」満月の夜が訪れる度に若者の元に現れる彼女は、彼の血を求める代わり…

主人公・恋人に振られてへこむ大学生 伊丹奈美子・主人公の部屋にしょっちゅう来る、がっちりパワー系女子。女子力は高め。 サメソテー・伊丹先輩の得意料理。酒の肴にもおかずにもなるよ。

高校二年生、高見悠助は、クラスメイトの武沢奈悠に告白をして、フラれてしまった。 想いを綴ったラブレターは、渡すことなく机のひきだしの中。 自分の気持ちと一緒に、鍵をかけた。 …

昔からバレンタインデーには「涙」しかない。 そんな高木が入社して一年目の二月一四日、女上司の村上さんと飲みに行くことになった。 バレンタインデーに女性と肩を並べて歩いているのが不…

　風に青葉の香りが混じる、初夏のこと――。 　 　写真を趣味とする彼女は、撮影旅行に訪れた地で一人の男性と出会った。 　俳句を趣味とする彼とのささやかな交流は、恋人との関係に思い…

睡眠障害の影響でいつも眠く、半覚醒状態で日常を過ごしている女の子。 気がつくと眠っている姿からついたあだ名は眠り姫。 そんな彼女に恋をしたのは同じ学校の男子ではなく宇宙船に乗った…

｢向日葵、咲いてきたな｣ ｢…ホントやね～｣ ｢お前、珍しく真面目な顔してるけど向日葵に何かあったの？｣ ｢山Pその言い方ひどない？｣ ｢別に良いだろ。今更じゃん｣ ｢まぁそうや…

ありさは中学のころから陸上で全国レベルの選手だった。高校でも陸上で華々しい成績を収めていたが、ある事故でありさの目はほとんど見えなくなり陸上部もやめ、障碍者になった。 夢もいきが…

ある日を境に抱いてきた罪悪感。俺は踏ん切りも付けられずに腐っていた。 こんな気持ちで向かった先は幼馴染みのお墓。 しかし、空に見透かされたように雨に追われ、ボロいバス停に避難する…