安是の女

作者 坂水

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★★★ Excellent!!!

想像つきます?
暗い夜の山の中で、どういうわけだか光り輝いて絡み合う男女だけが、ぽっかりと浮かび上がっている光景。
こうして直接説明したって、何のこっちゃ全く分からないでしょう?

この方は、それを容易に想起させてしまうんです。そこに漂う冷たい空気感やら、それを温める男女の体温やら吐息なんかも。

これはまだまだ序の口。みんなで本編へGOです。お勉強しましょう。
エロ美しい文章の、お手本を見せてもらうのです。

★★★ Excellent!!!

いい意味でエロいです!
エロいの大丈夫な方お読みください☆

そして破綻ない文章、幻想的な雰囲気、面白いです!

どこか昔な時代の閉じられた村の不思議な体質の男女。

ひっそりとどこかにありそう……。
二人の未来にもどかしい気持ちになりました~。

流麗かつ大人な小説をどうぞ召し上がれ……。

★★★ Excellent!!!

恋をした女の体は光る、という風習を持つ里。かすみの身体は18になっても光らない。
その所以は、親の業か、生来の里の者とは異なる器量か。天涯孤独のかすみは、里の中の異質な存在として「かすのみ」扱いを受けることとなる。

だがしかし、かすみには秘めたる秘密があった。己が情念を怪しく燃やし、許されざる者との契りを交わす。


里山の風習や母親の業など、答えの提示されない謎を散りばめたまま、物語は淡々と、時に情熱的に語られていきます。
怪しくて、ものがなしく、そしてどこか芯の強い燃えるような雰囲気がとても好きです。

不思議で情念を感じる奇譚がお好きな方でしたら、ぜひ。