「学者」を含む小説

　峯岸浩太郎はアメリカの研究所で働くウイルス学者のエキスパート。 しかし、私生活の方は奥手、推しロスが続くとなんだか冴えない。 　黙々とアメリカに生息する十七年セミの標本を作る…

幻想生物学者・永井乙郎の実験によって作り出された暗黒エネルギーの塊、宇宙怪獣ティホン。実時間宇宙と重なる虚時間宇宙で天の川銀河の情報、時間を食い続けるティホンのせいで人類の滅亡は…

星屑オペラッタ ～若さを手にしたバケモノとガラクタ頭の物語～ 自サイトにてエピローグまで更新。完結しました。 こちらへは1章書き直しのみ掲載です。 ※　※　※　※　※ 　ソフ…

言語研究者オルトーは言語研究所で働く、研究者である。ある日、オルトーは書物の神と名乗る女に会う。オルトーはある条件と引き換えに、彼女に願いを叶えて貰うことになる。オルトーは過去へ…

＜日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト　二次選考落選作＞ 認識されていないものから順番に概念が「なかった」ことになる現象、法則の欠落（Lack of Law）が発見されて半…

魔法や剣術と呼ばれる技術が確立されたのは、１６世紀のイギリスである。 　そこで培われた魔法・剣術は、偉人たちの手によって世界中に広まり、現代でも根強く生き延び、学校で教えるまでに…

私の飼っている黒い甲斐犬の雌犬、夏ちゃんのエリザベスカラーが、光りながら変形し音を発している。 『キュイーーン！カジャン、ガシャン、ガシャン！！』 『緊急展開！セイフティオフ！目…

考古学者でありトレジャーハンターである父が３ヶ月ほど旅に出るといって出てったきり帰ってきません。住む所はあるが現金がいよいよ底をついてきました。学費が払えなくなったので休学して下…

　彼女はくせ者。 　付き合っているとクセになるような味わい深い人。 　このお話はそんな彼女にプロポーズしたあとの話。 　果たして、彼女は、どんな応えをくれるのか。一つだけ分…

ある日、学者として研究に明け暮れる日々を送る女の元に友人が失踪したという知らせが届く。 彼女は突然行方不明になってしまった唯一の友人を研究のサンプルを捜すついでに捜しに行く事にす…

男性を殺害して局部を切り取り、口に咥えさせた状態で放置するという事件が発生。被害者男性が全員ブリーフ愛好家であったことから「ブリーフ殺人事件」と呼ばれるようになる。 犯罪心理学者…

七月の夢月七海さんの自主企画「同題異話」の参加作品です。　 まさかの推しの想定外の結婚に落ち込む浩太郎。ルームメイトのボブは気晴らしにと、生物好きでもある浩太郎のために海辺のカ…

＜カルペ・ディエム＞ 突如として超能力に目覚めた人類。荒廃した世界の中で、人々は己の在り方を問われていた。 難民キャンプで食料集めを担当する宙太はある時、一人の少女昴と出逢う。そ…

民俗学者の四谷哲郎と大学生の飯出悠次が調査に訪れた夷島では、異形の神像を崇める特異で不可解な信仰が存在していた。 早速調査に乗り出す二人だったが、島民さえもその信仰について知って…

世界を創ると反動として歪みが生まれてしまう。 歪みとはいずれ世界を崩壊へと導くことになる代物である。 本来神が処理しなければならないこの危険物を、しかし創世を行った老神は処理をめ…

わたしは海を知りたい。 ただそれだけなのだ。

【祝 600PV達成 お読みいただいた皆様、誠にありがとうございました！】 【祝 ♥️200個達成 お付け頂いた方々、誠にありがとうございました！】 ある年…

日曜の朝、朝食を食べながら、たまった朝刊を読んでいたら、素粒子物理学者の村山斉さんが、いろんな楽器の音の波形をオシロスコープで見た話を書いていた。では、ピアノは？そういう時は、ス…

　学者峯岸浩太郎はアメリカの研究所に勤めるウイルスのエキスパートである。普段はウイルスまっしぐらだが、憧れの女優になかなか献本ができずに悩んでいた。 　そんな時、日本からその女…

金の首飾りをつけ、鉄製の斧を持った女のミイラを、考古学者の父が北海道の古墳で発見した。その古墳の年代は縄文時代初期。記者会見の夜、父は謎の集団に殺され、母は行方しらずになる。その…