「短編」を含む小説

「ゆうべはおたのしみでしたね」この言葉を巡る物語。 とある宿屋の主人が、男女の宿泊客に使う不思議な言葉。 ――口に出すと短い言葉でも、その思いの丈までが短いとは限らない。

私が邪神を押さえ込んでいるうちに私ごと殺せ！ 本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと ノベルアップ＋で投稿しています

　蜜柑はひと夏の恋をした。 　田舎に住む祖母は駄菓子屋を経営していて、夏休みの間は毎年手伝いに帰省していた。いつものように店番をしていると一人の少年がやってくる。名前は柊と言うよ…

あたしは妖精。小さくて、風にすぐ飛ばされちゃう妖精。物に触れるとくっついちゃって、しばらく離れられなくなる。だから、服にはつかないように気を付けてる。だって、洗濯機に入れられたら…

【一話目】勇者により散々な目に遭った魔王は、とある神父を頼ることにした。 KAC2024や短編フェスで書いた神父モノをまずここに集めておくことにしました。その後、気が向いたら神…

日頃の毒を吐き出してみました。 全１０話。 毎週金曜更新。（2024/5/10～7/12）

「ごめん好きな人がいる」好きになった翔太に告白した返事が冒頭のセリフだ。 モテモテの１７年間私の人生で初めて振られた挫折。 そして翔太の彼女が巨漢女で不細工友人友人に知らされて愕…

「午後四時、銭湯の脱衣所で頭を拭きながら、そういえば瀬名ってどうしてるかな、と思った。」 上京して三度目の年の瀬、実家に帰らずに過ごすおれ。 大学の後輩の瀬名もまた、築古のボロア…

「僕たちはクーラーのない六畳一間で、夏という季節に完全に敗北していた。」 大学生の圭太と従兄弟の虎兄の、夏のひとこま。

蛾を殺した。 今は心底後悔している。 虫嫌いの作者による掌編ホラーです。

早めの夏休みで帰省したら、実家の断捨離で見つけた一枚の写真。 あの子はもう、夏の思い出。 そう思っていたのに。 クロノヒョウ様自主企画、参加作品でした。お題は｢夏に置いてきた写真…

拙作のBLラブコメ「異世界転移なんてしたくないのにくしゃみが止まらないっ！」のセルフ二次創作です。特定カップリングでラブラブ話！今回はアニー×ミチル！ 【ご注意！！必ず読んで…

将棋部の香織とバスケ部の日葵は、所属する部活も、部活が終わる時間も違う。けれど二人は並んで帰路につく。 とある夏のなんでもない、けれど特別な時間。

　気がつけば５０代独身、婚姻暦なしの浩一。このまま年老いては健康が心配と、一念発起でスポーツジムへ通うことに。そこで出会ったのは、初恋の相手、亜希子。さらに、ある出来事をきっかけ…

「鳳至ノ孫」という名で呼ばれたとある長者の物語。その家の繁栄には、霊験あらたかな「帯」の力がはたらいていた。俗世の力学から外れたかのようなその果報は、やがて強欲な国守の目にとまる…

「とんでもない大金がもらえるバイトがある」 そんな噂を聞いて、辺鄙な村に向かったという半田から、俺に連絡が入った。半田は言う。 「あんな村、行くんじゃなかった」 お金と引き換えに…

もしも校歌になぞらえて殺人事件を起こすならどうするか。そんな事を校歌の歌詞カードを見ながら考える女子高生２人だったが、歌詞を読み進めるにつれ、２人は校歌に隠された恐るべき秘密に気…

昔好きだった後輩。同性だからと諦めて蓋をした。だけど高校に上がり、好きな同性の先輩が出来て、私は同性を好きな自分を認めることにした。そして、先輩の彼女になる。そんな夢を持った。 …

仕事とか、日常とかを描いた小説です