タイトル[私が邪神を押さえ込んでいるうちに私ごと殺せ!]

絶望を超越するもの

タイトル[私が邪神を押さえ込んでいるうちに私ごと殺せ!]

荒れ果てな街の中で人類の存続を賭けた

最終決戦が行われていたそして今それが終わろうとしていた。


「私が邪神を押さえ込んでいるうちに私ごと殺せ!」


「よし死ね!」


そう言って彼は彼女に必殺技を


「待て待て待って」


「なんだ!」


「こういうのは少し躊躇してから

私が何かこういい事を言って

覚悟を決めるようなやつでしょうが!」


「お前にいい事を言う頭も資格もありはしないだろ!」


「資格はともかくとして頭はあら!

それに何でわざわざ必殺技なんてものを使うんだよ

別に通常攻撃で私は粉々になって死ぬのにさ!」


「それは当然今までの恨みつらみを晴らすためにだがこれでも

一撃で殺そうとしているんだから途轍もなく慈悲深いだろうが!」


「本当に慈悲深い奴はそんな事を言わない!」


「お前は自分のやった事に対しての罪悪感はやはりゼロだな!

本当にさお前自分のやったゴミのような最大の悪事を言ってみろよ!」


「………………………邪神の封印を破壊した事?」


「それ以外に何があるんだよ!

それとも何かそれに匹敵する何かがあるのか!」


「何もあるわけないだろ!

それとあともう押さえ込むのは限界なんだが!」


「そうかなら死ね」


そう言って必殺技を十二回連続で繰り出して

分子すら一切残さずに邪神と彼女を消滅させて世界は平和になった。

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